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世界の果てまでトッテKO!|④初歩的な撮影実践で撮影スキル向上

イソト:先輩!今まで教わった理論はわかったんですけど、実際に撮影するとき、何を意識すればいいかわからなくて…。
シャタ川:いい質問だ!カメラの理論を活かすには実践あるのみだ。今回は屋外でのスナップ撮影と室内での物撮りに挑戦してみよう。光の使い方や明るさの調整を学べば、写真が見違えるぞ。


屋外でのスナップ撮影:光の方向を意識する

シャタ川:屋外で撮影する時、一番重要なのは光の方向だ。以下のポイントを押さえろ。

  • 順光: 被写体に正面から光が当たる状態。明るく均一な写真になるが、平面的に見えることもある。

  • 逆光: 被写体の背後から光が当たる状態。ふんわりとした雰囲気やシルエットを作るのに最適。露出補正で明るさを調整すると良い。

  • サイド光: 被写体の横から光が当たる状態。立体感を強調できるので、ポートレートや風景におすすめ。

順光で撮影された被写体の写真(花やポートレートなど)
逆光で撮影されたシルエット写真(木や人物など)
サイド光を活用したポートレートや風景写真

イソト:順光が一番撮りやすそうですけど、逆光の写真もおしゃれですね!
シャタ川:そうだ。逆光は特にドラマチックな効果が出るから、ぜひ挑戦してみろ。


室内での物撮り:自然光や照明を活用

シャタ川:次は室内での物撮りだ。自然光と照明の使い方がポイントだ。

  • 自然光を活用: 窓際に被写体を置き、やわらかな光を取り入れる。カーテン越しの光も効果的だ。

  • 照明を調整: 手持ちのLEDライトやスマホの懐中電灯を活用して、被写体を柔らかく照らす。光源の位置や角度を変えて、影の出方を試してみろ。

  • レフ板や白い紙を使う: 被写体の影が強すぎる場合、反射板で光を和らげる。自宅にある白い紙やアルミホイルで代用できるぞ。

自然光での撮影
照明を活用して影を工夫した物撮り写真
レフ板を使った撮影例(影が和らいだ小物写真)

イソト:小物をおしゃれに撮りたい時は、やっぱり光をちゃんと考えないとですね!
シャタ川:その通りだ。光の当て方を工夫するだけでプロっぽい写真になる。


撮影実習での注意点

シャタ川:撮影するときは、以下の点に気をつけろ。

  • 背景を整理: 背景のゴミや不要な物体を整理する。

  • カメラをしっかり固定: 手ブレを防ぐため、三脚や安定した場所にカメラを置く。

  • 撮影結果をすぐ確認: 撮った写真を見返して、明るさや構図を調整しよう。

不要なものが写り込んでいないか確認
三脚を使った安定した撮影風景
撮影後の写真をプレビュー

イソト:一枚一枚ちゃんと確認するのが大事なんですね。
シャタ川:ああ。失敗を次に活かすことが上達への近道だ。


まとめ

  • 屋外撮影: 光の方向を意識して、撮影目的に応じて順光・逆光・サイド光を使い分ける。

  • 室内撮影: 自然光や照明を工夫して被写体を引き立てる。

  • 注意点: 背景整理、手ブレ防止、撮影結果の確認を徹底する。


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次回は、構図・フレーミングの基本を徹底解説します。お楽しみに!

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