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2025年のノーベル賞AI予想

2024年のノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会が受賞しました。
平和賞としては1974年の佐藤栄作元首相以来、約50年ぶりとなります。
過去には赤十字国際委員会(ICRC)や気候変動に関する団体などが受賞しており、平和賞では集団的な取り組みも評価されています。
2024年時点で、1901年から始まったノーベル賞の日本人受賞者は29名(内4人は外国籍取得)1団体となっています。


1.ノーベル賞予想を生成AIに聞いてみた

日本人が受賞した年の12月は、ノーベル賞授賞式の話題がお茶の間をにぎわせます。
ノーベル賞は毎年10月に受賞者が発表され、12月に授賞式が開催されます。
その選考過程が受賞後50年にわたって非公開とされていることから、受賞者の予測が非常に難しいことで知られています。
そこで2025年にノーベル賞を受賞する可能性が高い日本人を生成AI(ChatGPT、Gemini、Claude)に聞いてみました。

2.各生成AIの予想

生成AIに各ノーベル賞で受賞する可能性の高い日本人を2人ずつ聞いてみました。

ChatGPT

※南部陽一郎氏は故人ですが、チームがその後の研究で再評価される可能性があります

Gemini

Claude

共通して候補に挙がった人物が赤字や黄色網掛けで示されています。

3.考察

文学賞と経済学賞では上記3AIが特定の作家や経済学者を候補に挙げていますが、その他の賞では、ばらつきのある結果になっています。
マスコミの注目度が高く、睡眠研究において日本で最もノーベル賞に近いと言われている柳沢正史さんは複数で候補に挙がっています。
また、Claudeでは過去の受賞者2名を候補としています。
生成AIによる予測は、公表情報や過去の傾向を基にしているものの、ノーベル賞ではその選考過程が非公開など、確定的な根拠がほとんどないため、予測確度は高くはないと言えそうです。

まとめ

2024年のノーベル賞では、機械学習にニューラルネットワークを利用する基礎技術を確立した研究者とタンパク質構造を予測するAIモデルを開発した研究者が物理学賞と化学賞をそれぞれ受賞しました。
これに加え、ここ数年で生成AI技術が社会に与えている影響の大きさから、生成AIの研究者が近い将来ノーベル賞を受賞する可能性が高まっていると言えるでしょう。
但し、受賞者の予測は難しいと言えます。

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