miroのマインドマップの生成AI機能でアイデアブレストがはかどる件
アイデアが出ない、、、。
企画職やマーケティング職に限らず、アイデアを生み出す必要がある仕事の方であれば誰もが一度は経験する悩みではないでしょうか。
かく言う著者もブログを初めて数ヶ月。
慣れていないのもありブログの書くネタがいまいち出てきづらくなってきましたw
アイデアブレストのためにChatGPTも使ってみたのですが、
どこかアイデアが生まれるテンポがしっくりこないし、マインドマップみたいな表現でいつもはブレストしていたのでしっくりこない。
そこで、数年前から仕事でもプライベートでも使っているmiroのマインドマップに実装されたAI機能でアイデアブレストをやってみたのでそのやり方を紹介します。
miroとは?
そもそも"miro"ってなんだろうと言う方もいらっしゃるはずなので簡単に紹介します。
miroは"Miro.com"が開発して提供しているオンラインホワイトボードツールです。
コロナの影響でリモートワークが一気に普及した際に、オンラインでも使いやすいホワイトボードツールとして人気が広まったツールです。
最大の特徴はなんと言っても縦横無尽に広がるオンラインのホワイトボードに専用の付箋などを貼りながら共同で編集できるところです。
フレームワークのテンプレートも充実しており、以下のようにアイデアをみんなでまとめながら使います。
(もちろん自分1人でも使えます。)
miroのマインドマップ機能
miroが搭載しているテンプレート集にはさまざまなフレームワークのテンプレートがあるのですが、その中にマインドマップのテンプレートがあります。
場所は左のタブにあるテンプレートから検索でマインドマップを探すと出てきます。
AI機能の使い方
マインドマップのテンプレが用意できれば、アイデアブレストの準備はOKです。
ここからは"miroアシスト"というmiroに実装された生成AI機能を使ってアイデアを広げていこうと思います。
まず、マインドマップの中心にアイデアを広げたいテーマのお題を入れてください。
その後マインドマップにカーソルを載せるとポップアップのタブが表示され、その中に青色で中に白い星マークがある”miroアシスト”が現れます。
英語で表記されている方はユーザーの設定から言語を日本語に設定できるので試してみてください。
miroのブログ上でも紹介してくれています。
https://miro.com/ja/blog/jpui/
"miroアシスト"を選択すると、生成AI機能を使ってどんなことをしたいかの選択肢が出てくるので、自身が望むタスクを選択してください。
今回はアイデアを広げたいので”アイデアを拡張する”を使用します。
すると以下のように少し待つとアイデアを可視化してくれます。
自動的にマインドマップの形で可視化してくれるので感動です。
ただ写真を見てもわかるように、工夫をしないと生成されるアイデアが英語表記になってしまいます。
そんな時は、テーマのところに”日本語でお願いします”といったワードを追加してみてください。
以下が追加して再度アイデアをmiroアシストに出してもらった結果です。
見事に日本語でアイデアを出してくれていますね。
アイデアの中身を確認してみても、マーケティング、デザイン思考、データ分析、エンジニアリングなどやプロジェクトマネジメント、ビジネススキルなど確かに他のニュースや書籍でも必要になってきそうなスキルに挙がるものが並んでますね。
ここから、さらに深堀をしたい際には、気になる選択肢を選んび、追加でブレストしたいテーマを入力します。
そして再度”miroアシスト”でアイデアを拡張してもらえば、あっという間にアイデアがどんどん広がってマインドマップの完成です。
例えば、以下のようにデザイン思考でChatGPTを使うやり方のアイデアを教えてほしいと追加してみます。
すると、miroアシストにより以下のようにアイデアを追加で広げてくれます。
この作業にかかる時間は1つ1-2分くらいです。
この作業を繰り返し、30分くらいブレストしてみた結果は以下です。
1時間もたたないうちにこのくらいの規模のアイデアブレストが簡単にできてしまいます。
miroでアイデアブレストを行うメリット
miroアシストの機能を使ってアイデアブレストのやり方を書きましたが、
個人的にmiroでやるメリットとしては以下の点があるかなと思います。
マインドマップなどのアイデアを可視化しながら広げていけるため、
視覚的に見やすく離れたアイデア同士を繋ぎやすい専用のプロンプトなしで手軽にアイデアを生成AI機能で広げられるため、
アイデアブレストに求めるスピード感にマッチする。マインドマップを作成した後に、共同編集でグルーピングや付箋を貼って議論しやすい
逆に今まで出た議論をまとめたり、抜けているポイントを指摘してほしい場合はChatGPTを使う方が適切な感覚があるのでグループでのブレストの際は両方を開いて行ってもいいかもしれませんね。
まとめ
今回はホワイトボードツールであるmiroの生成AI機能を使ってアイデアブレストをするやり方を紹介しました。
気になる方はぜひ試してみてください!
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