セールススキル検定2級(フィールドセールス部門:一次試験)の合格体験記(勉強法やポイント等)
はじめに
本日セールススキル検定2級(フィールドセールス部門:一次試験)を受けましたので、これから受けようと思っている方の参考になればと思い、本記事を投稿させていただきます。
ヤマが外れたこともありますが、想定していた感じと出題傾向が違い、割とギリギリでした……
勉強方法
①セールスの教科書(中級)を理解しながら一通り読む(2.5H)
②3級の出題傾向を踏まえ、重要と想定される部分を意識しながら再度教科書に目を通す(1.5H)
3級の出題傾向はnoteでいくつかありましたが、2級の記載は見つけられなかったため、教科書を見るしか勉強方法はありませんでした。ただ、教科書自体は67ページと初級よりもボリュームが少ないため、勉強時間は少なめになると思います。
ポイント
受験した感じたポイントを、雑ではありますが思いつくままに記載します。
問題の傾向
セールススキル検定3級の時と同じように、教科書(セールスの教科書(中級))の購入と熟読は必須になります。ただ、本分や会話例の丸暗記といいうよりは、どのフェーズでどういった会話が重要かということを意識しながら読み込んだほうがいいと思います。
一つ例としてあげると、以下のような問題が出題されます。
問.顧客が問題とニーズを認識したのにも関わらず発注・購入を躊躇している場合、次のどのような会話が適切か
この選択肢で出てくる会話は、お客様との折衝にあたってどれも必要で適切と思われるものばかりです。ただ、「顧客が問題とニーズを認識したのにも関わらず発注・購入を躊躇している場合」で考えると、教科書に倣うとイメージングの手法を活用するところになるでしょう。
厄介なのは、上記が教科書に記載されているのは「イメージング」等手法の項にありますが、問題は営業プロセスを切り口に出題されるため俯瞰した理解が必要で、中々覚えづらいと思います。
教科書には手法毎に会話例の記載がありますが、どこのフェーズでその会話を使うべきか、考えながら熟読することをおすすめします。
記述式の問題
これまでの試験では選択する問題だけでしたが、今回一門だけ記述する問題がでました。といっても、文の穴埋め部分を記述するだけです。
個人的に凄く疑問なのですが、例えば穴埋め部分の答えが「見込み客の有益」だとすると、同じような意味である「メリット」や「付加価値」等で記載すると間違いになるのでしょうか……(機械的にその場で採点されるので間違いになるのかなと個人的には思っています)
ただ、記述式の問題は数問なので、勉強の際は特に気にしなくていいと思います。
キーパーソンの特徴について
P52に記載されているキーパーソンの特徴を問われる部分があるのですが、「一般的なキーパーソン」を指しているのか、「近年見られるキーパーソン」を指しているのか分からず、後者で解答してみました。
結果レポートで見ると出題範囲であるコミュニケーションの部分は満点だったので、正解だったようです。
行動計画値の算出
P18あたりに記載されている行動計画について、受注目標から転換率を逆算して必要ヒアリング数等を求める計算問題が出ました。
理解し易い部分ではありますが、該当箇所の熟読をおすすめします。試験ではPC上で電卓が使えるので焦らずに頑張りましょう。
個人的に気になったのですが、KPI算出時に小数点が出た場合、四捨五入するべきでしょうか。それとも切り上げするべきでしょうか。
目標を達成しようとするとKPIは切り上げで表示すべきだとは思うのですが、教科書の例では四捨五入しているようなので、今回の問題は四捨五入して算出しました。(結果は分かりませんが)
終わりに
思ったより点数が伸びませんでしたが、3級での貯金もあり、二次試験は85/250点以上で合格です。(2級試験は3級試験結果含めた525/700点以上で合格)
一級をめざしているので、ここでもなんとか貯金をしたいですね。どんな感じの二次試験だったか、気が向けばまたレポートさせていただこうと思います。