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【失敗談】オーストラリア留学前の準備不足で後悔したこと12選
留学や海外移住のためにどんな準備が必要だと思いますか?
ボクが思うのは「情報収集」です。理由はボクが「留学すれば何とかなるだろう」と充分な準備をせずに移住して何度も後悔したからです。
これから留学に行く人に向けてどんな準備が必要だったか、ボクの失敗談をまとめました。
この記事を読めばオーストラリア留学に必要な「情報収集」の準備をお手伝いできると思います。
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留学前の荷物の準備はこちらの記事でまとめています。
留学の成功は計画段階で決まる
よく物事の良し悪しは計画で決まると言われますが、留学にもこれが当てはまります。ボクの場合、大まかな予定は決まっていましたが
どんなワクチンの種類が必要
いつまでに語学テストのスコアを取る
永住権の申請をする期限
これらをもっと細かく紙に書いて目につくところに張り出しておくべきでした。後から「何で最初に決めとかなかったんだ…」ということがよく起きました。
留学にトラブルはつきもの。 最初の計画がダメになる可能性も含めて日本にいる間にできるだけ細やかなプランを練っておけばよかったです。
海外生活の現実を知る準備が足りなかった
留学前はオーストラリアの生活って何か楽しそうなイメージが漠然とありました。
一年中暖かい気候
晴れたビーチでのんびり過ごす
週末には友達とパーティー
テレビや映画で見たようなイメージを持ったまま留学することに。現実は家と大学の図書館の往復の生活が続くとも知らずに。
楽しいことだけを期待してくると勘違いしていました。甘かったですね。
英語を急に話せることは絶対にない
留学前は「オーストラリアに行けば英語なんて口から溢れてくるやろ」と思っていました。
ボクはオーストラリアに合計で12年間住んでいますが、いまだに英語はペラペラになりません。これでも一応
語学学校
大学準備コース
医療準備コース
看護学科を卒業
介護施設で看護師として働く
英語に触れている時間は長いと思います。
それでもまだネイティブスピーカーの言うことがわからないことが多くてまだまだです。日本にいるときから英語の勉強してれば、もっとオーストラリアの生活を楽しめたのではないかと後悔しています。
お金の余裕は心の余裕
留学とお金の関係は切っても切れません。留学生の頃は、日本にいるときよりお金がなくひもじい生活をしていました。
常に来学期の学費と貯金額を見比べながら生活する日々が続いて貧乏性になりました。
特にオーストラリアは大学の費用や家賃など物価が全体的に高いので節約生活が必須になります。
必要な分より多めに貯金できていれば、もう少し心の余裕が生まれたのではないかなと考えています。
オーストラリアは日本ほど安全じゃないことを知る
オーストラリアに来てから日本は本当に安全だったんだと痛感しました。
バックの見えるところに入ってるスマホ
ジーパンの後ろにさしている長財布
カフェの場所取りのために置いてあるカバン
こんな日本で当たり前のような行動は海外では「どうぞ持って行って」と言っているようなもの。
スマホが盗難された現場に居合わせたことから「危険はいつどこから襲ってくるかわからない」と強く感じました。心の準備が必要ですね。
緊急時の対応を学んでおく
あなたはオーストラリアに来た直後に次のことが起こったら対応できる自信はありますか?
夜間急に息が苦しくなった
ビザの切り替えが上手くいかず帰国するかも
駅で喧嘩に巻き込まれて警察に出頭する
ボクは留学直後に救急病院に行くことになりました。英語もままならず何をしていいかわからなくて途方にくれていました。
「問題なんて起こることがないだろう」と考えていた自分の甘さに後悔しました。もし少しでも不安があるのであれば、時間があるときに調べておくことをおすすめします。
日本では当たり前でも海外ではタブー
オーストラリアのマナーについて知っておくこともトラブルを避けるために大切です。
日本ではよく「年齢、外見、宗教」についてイジることがありますが、これはオーストラリアでは失礼で喧嘩のもとなんです。
ボクはそういう知識が全くなかったので語学学校の先生が痩せたことを伝えてかなり微妙な空気になりました。
習慣、文化などを事前に調べて留学中にトラブルを起こさないように注意したいですね。
留学前の健康管理は大切
留学生の多くは若い人が多いので健康についてあまり意識しないかもしれません。
しかし健康な体でいることはとても大変です。
病気でツラいのはもちろん、不必要な出費や休息中に勉強できないことで学業への影響など健康を害したときの影響はけっこう大きいです。
ボクはオーストラリアに移住直後に歯医者に行きましたが、虫歯が見つかり治療費に20万円も請求され絶望のどん底に突き落とされました。
これから来る人は出発前に前に治療してから来てください。
カルチャーショックは必ず誰にでも起こる
留学後に必ず起こることの1つにカルチャーショックがあります。
カルチャーショックは海外移住後しばらくして起きる。異文化適応っていう理論があります。つまり
— ダッシュ/オーストラリア留学した看護師 (@AusNurseDash) February 26, 2023
・最初はめちゃ楽しい
・カルチャーショックは普通
・そのウチ慣れて日常になる
海外に移住したら色々大変やけど、ツラさは他の人も体験してるよ。今しんどい人、もうちょっとの辛抱で上がってくるよ pic.twitter.com/Hd92Dl2mWk
いろんなことが日本と違ってボクもかなり精神的に参っていた時期がありました。
特に言葉が通じないストレスが大きくて一時は日本に本気で帰ろうと考えていたことも。
ラッキーなことに一時的な気分の落ち込みみましたが、カルチャーショックは誰にでも起こる普通の過程です。どっしりと構えて焦る必要はありませんでした。
ご飯の違いでホームシックになる
いつも食べている日本食が食べれないことでホームシックになるなんて考えてもいませんでした。
ボクがホームステイしていた先のご飯は、
初日からインスタントヌードル
ほぼ毎日冷凍野菜
しょぼいサンドイッチ
こんな食事ばかりでがっかりしました。嫌で嫌で帰国したくなりました。
インスタント味噌汁など日本を感じられるものをもっと持っていけばよかったと思っています。
気分が落ち込んだときのために楽しみを見つけておく
新しい環境では気分が落ち込むことは当たり前のように起こります。
ボクは趣味らしい趣味がなかったので1日中ずーっと留学に関連することばかり考えてしまっていました。
幸いなことに妻がいてくれたので助かりましたが、多くの留学生は孤独になりがちです。
辛くなってどうしようもなくなる前にガス抜きをしてください。何かリラックスできる楽しみを見つけておくのがおすすめです。
質にこだわらなければ何でも買える
日本にいる時にはオーストラリアにどんなものが売っているのか、何を持っていけばいいのか全く分からず困りました。
でも当時はなかなか情報がなくて調べるのも大変で諦めて、取りあえず持てるものを持って行くことに。
しかしオーストラリアに来てから気づいたのは「日本で売ってるものは、だいたいオーストラリアにもある」ということ。
もちろんある程度の日数の準備は必要ですが、ちゃんと情報収集しておけば神経質にならず、近くの店でなんでも手に入ることがわかったはずでした。
大きな荷物は移動の時にホントに大変なので苦労しました。
留学前にもっと準備しとけばよかったこと12選
オーストラリアに留学して「もっと準備しておけば良かったなぁ」と後悔したことは下の12コです。
詳細な計画
現地のリサーチ
英語の勉強
お金の余裕
緊急時の対応
危機感を持つ
マナーの知識
健康管理
カルチャーショックの知識
日本食を持ち込む
気分転換できる趣味
荷物の吟味
「あれもしないと、コレも準備しなさい!」と追い詰めるつもりはないのですが、ボクが感じたものを集めてみました。
「失敗しても大抵のことは何とかなる」ということも同時に学んだので、オーストラリアでの色んな経験を楽しむことで人間的にも成長できると思います。
これからオーストラリア留学する人の役に立てばうれしいです。
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