アンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート〜アンマスクド〜 観劇日記
クリスマス、KAATに行って参りました。
今回観劇したのは、アンドリューロイドウェバー氏の楽曲をふんだんに楽しめる四季のコンサートです。
https://www.shiki.jp/applause/unmasked/
抽選販売に参戦してまで、良席で観たかったやつです。
平日のマチネだったので母と一緒に。
ためらいなく仕事は有休とりました。笑
四季の演目の曲はもちろんなのですが、
私はラブネバの曲をどうしても四季の歌い手で聴いてみたかったのです。
結果的に、
まだ行こうか迷っている方の場合、
行ってみる価値ありだと思います。
マリンウォークでランチして、散歩がてらKAATまで歩いて行くのが定番コースなのですが、この日はお天気も良くて、本当に気持ち良かったー。
何かとマリンウォークでぶらぶらしていることが多いのですが、海が近くてのんびりしていて大好きなスポットです。
以下、感想のまとめです。
※数曲飛ばしてます。
頻繁にアンドリューロイドウェバー氏が映像で登場し、色々なエピソードを混じえて曲を紹介してくれます。
興味深い話ばかでした。
四季の俳優の青葉さんが吹き替えしてくれてますが、言葉の量が多いので映像に納めるの大変だったでしょうね。笑
青葉さん、好きです。
出演者
#1 「序曲」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より(インストゥルメンタル)
私が最も好きな演目。
JCSの生オケが聴ける時点で万歳です。
この演目は是非生オケでやってほしいのに…とずっとずっ思い続けていました。
ロックかっこいいんですよね。本当に。
#2 「スーパースター」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より
白瀬さんのスーパースターです。
おそらく今後もJCSで白瀬さんをユダとしてお目にかかる可能性は低いと思います。
このコンサートならではですね。
歌い方も自由に、のびのびと。
白瀬さんのスコーンのと通る美しい歌声は心地よいです。
それにしても、このソウルガールの豪華さよ。
#5 「エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ」
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』より
この曲好きなんです。
笠松さんの歌声もこの曲に合っていて、穏やかな一曲。
笠松さんの衣装は、大昔の漫画ですが、すごいよマサルさんを彷彿とさせるデザインでした。
#7 「今宵安らかに」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より
大好きなナンバーです。
白瀬さんのユダが思いのほかアレンジを効かせた歌で入り込んできたので、新鮮な気持ちで観ていました。
山下さんが今回ジーザスということで、白瀬さんとの普通の青年同士のような掛け合いもなかなか見応がありました。
#8 「ゲッセマネの園」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より
ジーザスは飯田さんかなと予想してましたが、開幕して驚いたところです。
山下さん、想像以上にとても素敵でした。
癖のない美しい歌声で声量もあって安定感がありました。
ゲッセマネ難しいと思うんですよね、歌も芝居もこってりなナンバーだし、今回は流れがあまりない中で曲が始まるわけだし。
#10 「スーツケースを抱いて」
『エビータ』より
この曲を選曲してくれたことに胸が弾みました。スルーされがちなチビソロにも思えますが、名曲です。
今回は吉田さんのミストレスです。
エビータで吉田さんをミストレスとしてお目にかかる機会はなかなか無さそうですので、このコンサートならではですね。
#11 「空を行く」
『エビータ』より
飯田達郎さんのチェ。
兄ではなく弟のチェ。
とても良かったです。
この曲のメロディが好きなのですが、達郎さんが優雅に歌ってくれました。
#16 「ラブ・チェンジズ・エブリシング」
『アスペクツ オブ ラブ』より
こちらは、予想というよりは飯田洋輔さんに歌ってほしいという希望、なんなら実際AOLでアレックスやってほしいという希望を持っていたのですが、
今回この曲を歌われたのは山下さん。
山下さん、こちらも素敵でした。
だんだん私には「今日から俺は」の仲野太賀さんに見えてきました。
#18 「愛は死なず」
『ラブ・ネバー・ダイ』より
吉田さんが歌い上げてくれました。
会場中に歌声が響き渡り、素敵でした。長く印象に残る曲ですよね。
#20 「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」
『キャッツ』より
またまた山下さん。すごい出てくるじゃないですか!
1幕中、1番負荷がかかっているような。
タガー、達郎さんでよくない?と思いつつ、山下さんを堪能しました。笑
#21 「スキンブルシャンクス~鉄道猫」
『キャッツ』より
白瀬さんのスキンブル。
これまたCatsで白瀬さんをスキンブルとしてお目にかかる可能性は低いかと思いますが、歌声はスキンブルにぴったりだと思います。
#22 「マキャヴィティ~犯罪王」
『キャッツ』より
真瀬さんのディミータパートもそうなのですが、何よりも谷原さんのボンバルリーナパートを聴けたのが嬉しかったです。
谷原さんの歌声、結構ボンバルに合ってますね。
#23 「ミストフェリーズ~マジック猫」
『キャッツ』より
唯一ダンスが出来る笠松さんが軽く踊ってくださっています。たしか今のCats、ミストフェリーズ歌わないんですよね。残念。
#24 「メモリー」
『キャッツ』より
江畑さんが歌にメリハリをつけているからと思いますが、最初何となく歌いにくそうな印象を受けましたが、やはりさすがの貫禄で素敵でした。
シラバブの平田さんも素敵です。
#25 「アントラクト スターライト・エクスプレス・メドレー」
『スターライト・エクスプレス』より
これ、、歌ってほしい。
とてもいい曲なんです。
55stepsの時、高井さんや李涛さんが歌ってくれたのを思い出しました。
飯田洋輔さんと白瀬さんで聴いて見たかった。
#29 「サンセット・ブールバード」
『サンセット大通り』より
飯田達郎さんが歌うこの曲、素晴らしかったです。
達郎さんは、上手くて巧い…
#32 「ヴォルツ・オブ・ヘブン」
『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』より
この曲、いいですよね。
オリジナルの歌詞がとても良いのですが、日本語歌詞だとちょっと印象が変わりますね。
いずれにしても名曲です。
#33 「君の歌をもう一度」
『ラブ・ネバー・ダイ』より
正直、この曲聴くことが今回の大きな目的でした。
飯田さんのTil I〜、本当に素晴らしかったです。
飯田さんはファントム歌うために、ここまで力を温存していたのかと思うほど、重厚感かつ繊細さを感じる圧巻の歌声でした。
#35 「オペラ座の怪人」
『オペラ座の怪人』より
こちらもさすがです。
優しさと繊細さん感じるファントムですね。
真瀬さんがクリスティーヌを担当されましたが、なんともビジュアルが美しいです。歌声も十分素敵なのですが、ラストの高音域のロングトーンだけは、びっくりする程小刻みに身体が上下に震えていて若干心配になりました。
#36 「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」
『オペラ座の怪人』より
達郎さんのラウルはさすが安定感がありますね。
真瀬さんがネアカな雰囲気なので、意志の強そうなクリスティーヌでした。
若干まだ宝塚ぽさを感じる動作や表情というか、四季っぽくない俳優さんだなぁと感じました。
#39 「支配者に立ち向かえ」
『スクール・オブ・ロック』より
エンディングを担当するのは白瀬さん。
幕開けだけでなく締めを任されるなんて白瀬さんすごいですね。
この中指立てる系の曲を四季演目で見る機会はけして多くありません。
そのまま白瀬さんが出演者紹介に入ります。
まとめ
四季の精鋭たちが集結しているので、歌唱の素晴らしさは言うまでもないです。
それぞれの演目が見たくなりましたし、出演者たちが色々な演目で活躍する姿を見たくなりました。
アンドリューロイドウェバーは偉大ですね。
おすすめ度
音楽
★★★★★
ダンス
★
ストーリー
★★
とっつきやすさ
★★★
おすすめ度
★★★★★
歌を聴くだけでも十分楽しめますが、アンドリューロイドウェバー楽曲のミュージカルの経験がゼロの方だとちょっとちんぷんかんになる可能性も。