雨の癒し

雨の音がとても好きです。

夜に雨の音を聞きながら眠るのが心地よいのです。
たまに、YouTubeで雨の音流しながら眠りにつくこともあります。

雨の音だけでなく、雨の匂い、景色にも癒されます。

子どもの頃から、
昼間、急に曇天になって、今にもバケツをひっくり返したような大雨になる直前…
そんな瞬間の景色に胸がワクワクしていました。

あの昼間なのに真っ暗な状況、不思議ですよね。
あの瞬間、全ての景色の輪郭が鮮明になって、見える世界が色濃くみえませんか？

特に曇天の合間から微かに陽光が差して、木々や花々が浮き彫りになるように鮮やかに見える瞬間の美しさといったらないでしょう。
幻想的な景色です。

そして、香りは記憶とよく言いますが、
雨の匂いは、まさに子どもの頃の記憶を呼び起こすものです。

土の匂い、アスファルトの匂い。
学校の帰り道…おかえりの声、窓から眺める雨の庭。
なんでもない1日の、なんでもない瞬間。

大人になった自分が懐かしく、愛しく抱く幼少期の思い出は、そんな微かなものにこそ詰まってるのかもしれません。

雨が好きな私ですが、傘を差すのはあまり好きではありません。
小雨程度なら差さないことが多いです。

別にかっこいい理由があるわけではなく、単に両手がふかざるのが嫌なだけです。

でも最近、素敵な傘を大事に使ってる女性をかっこいいなと思うようになりました。

傘が並んでる街並みを見ていると、みんなそれぞれ素敵な色や形の傘を選んでいて、綺麗な景色だなと思うようになりました。
素敵な傘を持てば、雨がさらに好きになるのかもしれませんね。

今度傘を買おうかな。
大人になったなと思いました。