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納涼 怖いもの見たさ その1:プロコフィエフ 「十月革命20周年記念のためのカンタータ」

 ヨーロッパに幽霊が出る ー 共産主義という幽霊である( 共産党宣言)。現在ではホンマもんの幽霊と化したんでより怖さが増すのがプロコフィエフの「十月革命20周年記念のためのカンタータ」。

 井上頼豊さんのプロコフィエフ評伝本で詳細に書かれていたので存在こそ早くから知ってはいました。ちなみに今となってはこの本の記述には限界を感じるのできっと…まだ読んでないんですが

こちらの方が今となってはだと思います。実はウクライナ人。

 でまさか本当に耳にできるとは思えなかった。だって作曲当時は当局が恐れをなす強烈な曲想の前衛さ、後の時代にはレーニン・スターリン礼賛の歌詞内容への抵抗が。ショスタコーヴィチの「森の歌」なぞ比べもんにならない大問題作。ココまででも相当怖いでしょ。
 それがネーメのお陰でこんなに簡単に聴く事が出来る。いんや違うよ、もう一人の幽霊、いやさ妖怪のお陰で。

ぎぃゃああー、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー!!!


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