見出し画像

ガブリエル・フォーレ(1845/5/12 - 1924/11/4)の三幕からなる叙情詩「ペネロープ」(1912)その1

 ホメロス繋がり、オデュッセイアが原作のオペラ。フォーレの唯一のオペラではない事を知った。「プロメテ」ってのががあるんすね。大スペクタクル、台詞中心だそうで評判はとったらしいですが今や忘れられてる。抜粋はこちらで聴ける。

 でペネロープですが正直なところ唯一の商業的全曲録音で何度か聴いたはずだがこれまで全くピンと来なかった。

 久しぶりにプラッソンによる前奏曲を聴いてびっくり、こんなにしみじみとしたいい曲でしたっけ? ペネロープを表す第1主題とトランペットで現れるユリッセの第2主題によるソナタ形式。唯一の商業的全曲録音の物足りないさが初っ端から際立ってしまった。ここまで悪口を言うのは申し訳ないのだが正直な気持ちなので。

他には録音は古いがアンゲルブレシュトのライヴがある。これを頼りにする事になるのか。ポール・パレーのライヴ録音もあるそうだが残念ながら未聴。

私もこの機会に勉強しながら書き進めてみたい。続く…

いいなと思ったら応援しよう!