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カール・オルフの「カトゥーリ・カルミナ」(1943)とイーゴリ・ストラヴィンスキーの「結婚」(1923)


 この公演の評判が常任指揮者就任に繋がったのかもしれません。カトゥーリ・カルミナについてはストラヴィンスキーの「結婚」に編成が似るとの指摘が多いですが、20世紀の音楽で彼の影響がないものなどないわけで、それよりもこの変わらなさ次第、悪く言えばマンネリさ加減を楽しめば良いのでは。合唱の扱いに長けて、通常より少し遅目のテンポ設定で思わぬ響きの美しさを引き出すシルヴァン・カンブルランで。カップリングはストラヴィンスキー「結婚」です。

http://planets-tako8.music.coocan.jp/Catulli_Carmina_Text.pdf

 「結婚」の台本訳はこちら。


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