バスター・キートン (1895/10/4 - 1966/2/1)
サイレント映画期に数々の名作を世に送ったレジェンドでこのドキュメンタリーを観れば一通りおさらい出来ます。初期の短編もいいんですが個人的には長編の方が仕掛けも大掛かりになってより面白いと思います。
短編
デブ君の入婿 (The Rough House, 共同監督, 1917)
文化生活一週間(キートンのマイホーム) (One Week, 共同監督, 1920)
キートンの囚人13号(ゴルフ狂の夢) (Convict 13, 1920)
キートンの案山子(スケアクロウ) (The Scarecrow, 共同監督, 1920)
キートンの隣同士 (Neighbors, 共同監督, 1920)
キートンの化物屋敷 (The Haunted House, 共同監督, 1921)
キートンのハード・ラック(悪運) (Hard Luck, 共同監督, 1921)
キートンのハイ・サイン (The High Sign, 共同監督, 1921)キートンの強盗騒動(悪太郎) (The Goat, 1921)
キートンの即席百人芸(キートンの一人百役) (The Playhouse, 共同監督, 1921)
キートンの船出(漂流) (The Boat,兼脚本, 共同監督, 1921)
キートンの白人酋長(キートンの酋長、キートンのハッタリ酋長) (The Paleface, 共同監督, 1922)
キートンの警官騒動 (Cops, 1922)
キートン半殺し(キートンの猛妻一族、キートンの飴ン棒、キートンの華麗なる一族) (My Wife's Relations, 1922)
キートンの鍛冶屋 (The Blacksmith, 1922)
キートンの北極無宿 (The Frozen North, 共同監督, 1922)
成功成功(キートンの白日夢) (Day Dreams, 共同監督, 1922)
キートンの電気屋敷(電気館) (The Electric House, 共同監督, 1922)
キートンの空中結婚(キートンの昇天) (The Balloonatic, 1923)
捨小舟 (The Love Nest, 共同監督, 1923)[28]
長編
滑稽恋愛三代記(キートンの恋愛三代記) (The Three Ages, 共同監督, 1923)
荒武者キートン(キートンの激流危機一髪!) (Our Hospitality, 共同監督, 1923)
キートンの探偵学入門(忍術キートン)(Sherlock,Jr., 1924)
海底王キートン (The Navigator, 共同監督, 1924)
キートンのセブン・チャンス(キートンの栃麺棒) (Seven Chances, 1925)
キートンの西部成金(キートンのゴー・ウェスト!) (Go West, 1925)
拳闘屋キートン(キートンのラストラウンド) (Battling Butler, 1926)
キートン将軍(キートンの大列車追跡、キートンの大列車強盗) (The General, 共同監督, 1927)
キートンの大学生(キートンのカレッジ・ライフ) (College, 共同監督, 1927)
キートンの船長(キートンの蒸気船) (Steamboat Bill,Jr., 共同監督, 1928)
キートンのカメラマン (The Cameraman, 共同監督, 1928)
キートンの結婚狂 (Spite Marriage, 共同監督, 1929)
どれか一つお薦めはと言われたらセヴン・チャンスかなあ。巨石から逃げる逃げるどこまでも逃げる。
トーキーの時代になって以後は総じて不遇でしたが、幸いその真価だけは生前から既に正しく評価されていたと思います。最晩年にベケットの台本に厳密に基づいた映画、そのものズバリ“フィルム”の名で知られた作品は簡単に観ることが出来なかったのですが、今やきれいに修復された版がyoutubeで誰でも簡単に眼にすることが出来る。
眼線に晒される事から執拗に逃げようとする映画なのにね。
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