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【Hanjiro】2019年を振り返って

どうも。だるまです。2016年12月に福島に帰ってくる手土産として「 LINE Friends」とのコラボレーションを皮切りに、だるまの可能性に挑戦してきて早3年…。当初はだるまだけではなくはりこ商品(赤べこや招き猫など)とデザイン性を掛け合わせて商品展開をしていく予定でしたが、会社のだるま色が強すぎるのか白河だるまとのコラボ案件しかほとんどこないようになりました…。そうですよね、だって名前が”白河だるま総本舗”ですもん。だるましか作ってないと思いますよね…。

本当は赤べこだって、招き猫だって、起き上がり小法師だって作ってるんです。だるまだけではなく、和雑貨としてはりこの可能性に挑戦してきたつもりでしたが、見事失敗に終わりました…。

オリジナルだるま専門に特化!

そこで2019年は、他の商品も作ってるんです!という無駄な努力はやめて、「 Hanjiro」は「オリジナルだるま専門」という新しいマーケットに舵を切ることにしました。当初からやっていることは変わらないのですが、自分の中での位置付けとして必要かなと。

その結果として、2019年も様々な企業やキャラクターとコラボレーションを行い「白河だるま」の名前を世の中に少しは広めることができたのではないかなと思います!

見えてきた問題点

この「Hanjiro」の取り組みですが、見えてきた問題点があります。

それは、既存のだるま製造よりも技術レベルを必要とし、製造人数に限りがあり「量が作れないんです!」お客さんが欲しい時に欲しい分だけ作れてないんです…。

どうやって解決するか

①従業員さんを雇って、育て上げる。

②無駄を省いて生産効率をあげる。

③諦める。

基本的にこの3つに絞られますが、なかなか地方で即戦力を雇おうにも昨今難しい状況です。そこで技術力があり在宅ワークを行っている人を日本中で(2、3人)探せばいなくもないのかなと…ただコストとクオリティのところをどのようにカバーするかが問題ですけど。

人材確保が難しいからこそやらなくてはならないこと

一つだけ言えることは、地方において(技術力のある)人材確保が難しい現代だからこそ、フレキシブルな労働環境や社内体制の整備が早急に必要何だと思います。フレキシブルにするということは成果主義に偏る傾向があるので社内の評価制度や報酬制度など、より一層従業員さんとコミュニケーションを行う必要が出てくると思います。人事評価制度を見直す時期・時代なのかもしれませんね。

というわけで、

何はともあれ2020年も懲りずに多種多様なコラボを行っていきますが、現場には簡単に解決しない問題が山積みということでした。以上現場からでした。

このマガジンでは、後継4年目の私が白河だるまを成長させていくための挑戦や成功、失敗談などのリアルな日常を赤裸々に報告することで、ものつくり企業や伝統工芸の方々のお役に立てればと思います^^

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