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「縁結びの縁ってなぁ〜に?」

出雲縁結びリボンだるまのだるまのデザインとプロデュースをしています。毎年、その年の気運に応じた干支だるまを風水をベースにデザインしています。伝統工芸をデザインのチカラで将来につなげていきたいとだるま職人と一緒に頑張っています。ところで

「縁結びの縁ってなぁ〜に?」

チコちゃんに叱られそうな質問ですけど、漠然と「縁」って何だろうって。チコちゃんに聞かれたら答えられますか?

「縁」といえば出雲大社が有名ですよね。やはり、ここでは縁結びって恋愛と結び付けられることが多いようですが、出雲では10月の神在月に日本中の神様が集まって、今後1年間の全ての「縁」に関する会議があるそうです。私たちもそんな出雲のお膝元で「縁」という名前をいただいただるまを作っています。

昨年はコロナ禍の不安のためか、哲学書と占いの本がよく売れたニュースをみました。哲学といえば、イギリスの哲学者デイヴィッド・ヒューム(David Hume)の言葉に触れる機会がありました。

ヒュームは『人間知性研究』の中でこう言っています。

「この世の一切は周囲のものに支えられ、関わり合って存在している。  だから環境によって結果は大きく変わる」                       

例えば「米」。米は〝結果〟です。モミ種、お日様、空気、水、土、肥料などの〝環境〟が整わなければ「米」は育成ことができません。モミ種という直接的原因が「米」という結果になるためには、それを助ける〝環境〟が必要です。そのような「間接的原因」を科学では〝条件〟といい、仏教哲学では〝縁〟というそうです。
そうなんです。〝縁〟とはそれを育てるための環境のこと。環境を整えることこそ「縁」。〝縁〟とはどこからか降って湧いてくるものでもなく、自身でその環境を整えなければいけません。神様に良い縁をお願いしますって手を合わせているだけでは成就は叶わないということになりますね。

縁結びリボンだるまでは風水をベースにそんな環境の1つの整え方をご提案しています。「風水」とは衣食住、行動、自分の環境を整える「開運法」と定義します。是非、公式FacebookなどSNSを覗いていただけると幸いです。



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