一歩ずつ
次男(小3)があるきっかけで4月から将棋を始めた。
というより、ようやく始めることができた、という方が正しいのかもしれない。
次男曰く、
「ホントはもっと前からやりたかったのに。でも、◯◯(小6長男)が『僕は来るな』って。」
そう、将棋男子の長男が全力で阻止していたのだ。兄弟ってそんなもんかなぁ、って感じ。弟が来るのは嫌だったのか、恥ずかしかったのか、真意は分からないが、とにかく阻止をしていたのは事実だ。
だが、4月に兄から許可が出たのだ。本人も大喜びだ。
それからというもの、毎日兄と一緒に将棋教室、道場に通い腕を磨いている。
親としては少々意外だった。それまではボルダリングを懸命に頑張ってきた。どちらかというと身体を動かす方が好きなタイプだ。(今もボルダリングもほどほどに頑張っている)
それが一気に将棋男子に様変わり。
兄は最初からメキメキと上達していくし、ある程度適正があるのは感じていた。一方、次男はちょっとタイプが違うんじゃないかなぁ、と親としては感じていた。
が、いざ始めてみると思いのほか集中力があり、一手一手をよく考えて対局する。時間が空くと詰将棋やアプリで対局をし、飽きることなく将棋に向き合う。
最近ではボルダリングの休憩中には将棋をするくらいだ。
まさかこんなにハマるとは・・・
道場では「16級」からスタート(←ここがどんなものなのか上手く説明できないが、僕のように駒の動かし方を知っている、という程度では勝ち目はほぼない)し、ついに今日「5級」に昇級した。
道場に来ている人と段級の差で駒落ち(ハンデ)で対局して、その勝敗に応じて昇級していく仕組み。
「5級」というと、もうすでに初心者を脱し、それなりに指せるレベル、といっても良い。(と思うw)
先生や先輩たちからも昇級スピードの早さを褒められているようだ。
ここからは昇級のハードルが高くなる。(これまでは5敗するまでに5勝すれば昇級していたが、これからは7連勝or11勝2敗が条件らしい。)
さらに上位者との駒落ちの数も少なくなり、なかなか勝てない日々も続くだろう。
でも、強くなっている実感も感じにくいだろうが、『歩』のように一歩一歩進んでいけば、いつか『と金』になれるさ。
ボルダリングも、そろばんも、音楽も、全部頑張るらしい。どれも親がやったことのない分野だし、一度も押し付けたことはない。
これから先、いつか何かに絞らないといけない時が来るだろうが、それまでは全部応援するぞ。
ちなみに今一番熱中しているのは将棋である。
兄(四段)はまだまだ遥か先を進んでいるが、いつか追い越してやるつもりで頑張れよ( ͝° ͜ʖ͡°)ᕤ
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