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期待する気持ちが・・・
長男(小5)は将棋に夢中である。
遡ること3年前、長男は小学2年生の夏に将棋と出会った。以来、彼の中で将棋は生活の一部となったのだ。月30日程度(毎日やんw)は通っている。月~土は指導対局や詰将棋を、日曜日は道場で大人に混ざって『手合割』戦を行う。
手合割とは、棋力に差があるとき、その差に応じて上位者側の駒の一部を盤上から取り除いた状態で開始する。駒落ちは将棋において、棋力の差に応じたハンデキャップを与え対等な勝負ができるようにするための仕組みである。これに対して、両者とも20枚の駒を並べて戦うことを平手戦(ひらてせん)という。
長男は現在「アマチュア四段」の腕前となっている。アマチュアの四段というのは、一般的に強いレベルに位置している(と思う。)
ちなみに僕は長男曰く「40級」(笑) ただ駒の動かし方を知っている程度では彼の中では「40級」らしい。
長男が将棋にハマった経緯は以前にこんな記事を書いているので、気が向けば読んでみて欲しい。
書き出しが一緒だ(笑) この記事を書いたのは一年以上前だが、今もまだまだ夢中である。
そんな長男には同級生のライバルがいる。
長男と同じ時期に将棋を本格的に始め、同じようなペースで昇級昇段をしてきた。お互いしのぎを削ってきた。
2年生の冬には「6級」、3年生の冬には「初段格」、4年生の冬には「三段格」、そして5年生となった今は二人とも「四段」まで昇段した。
「三段」以上になると大会では、大抵は一番上のクラスに出ることになる。当初はそのクラスでの大会に出ても、予選でも太刀打ちできず、全敗で終わってしまうことがほとんどであった。しかし、5年生になってからは大人の有段者に混ざってもある程度遜色なく対局できるようになり、予選を通過することも増え、二人とも入賞も経験している。
そんな二人だが、性格も戦法も全然違う。
長男は感情が出やすく波が大きい。悔しかったりすると人前で涙することもある。一方ライバルはポーカーフェイスで、感情を乱す様子は見たことはない。(家では怒ったりもするらしいが、全然想像できない)
将棋の色も全然違う。僕は全く将棋を知らないので、あくまでも先生の受け売りではあるが、ライバルは「大局観に優れている」のに対し、長男は「終盤力に優れている」らしい。
大局観??終盤力??
ん~、よく分からないが、まぁ二人とも評価をしてもらっているようだ。
そんな二人が、近日中に先に繋がる大会にともに出場する。二人ともその先の大会に出られれば良いが、そうもいかない。先に進めるのは優勝者のみである。
僕は小さな男なので、どうしても大会になると、気持ちがソワソワしてしまう。「結果を気にせず楽しくやってこい!!」と口では言うものの、「負けて欲しくない。結果を出してほしい。」と願ってしまう。結果を出している過去があり、それなりに強い存在となり期待をさせてくれるからこそ、尚更欲張りになってしまっている。
よっぽど意識をしておかないと、要らんことを言ってしまう。
どういう言葉をかけようか悩んでいる。家でダラダラしていると、「勉強せんでええんか?」とつい口が出る。いつも頑張っているから家でくらいのんびり過ごさせてやりたい、とも思うが・・・
はぁ・・・結果が出て欲しい。。。
いやいや、一生懸命やれば結果は二の次・・・
ライバルには勝ってくれ・・・
そんな考えがグルグルしている。あぁ、心が乱れている。
でも、心がそう思ってしまうので、もうそれはしゃあないと受入れよう。思ってしまうもんは思ってしまう。なるべく吐き出しながら、平常心を保つことにしよう。
うん、そうしよう。
頑張れ、長男よ。どんな結果だったとしても笑顔で迎えよう。
何を書いているのか分からなくなったが、とりあえずこのへんで終わりにしよう。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^