苦しかった人生を綴る(大学〜大学院編)
こんにちは
だるまです
前回はもっと詳しく自己紹介をしようと思いまして
私の学生時代をご紹介させて頂きました
今回は大学〜大学院生のときの
私についてご紹介させて頂きます
1.孤独だった大学入学当初の頃
なんとか無事に大学生にはなれたものの
入学当初は
孤独で病みそうになりました
住宅街で生活しているのに
まるで無人島で生活しているような孤独感でした
原因は私の優柔不断さだと思うのですが
どこのサークルに入るか決められずに
サークルに入る時期を逃してしまいました
私は上の写真のような大学生活をイメージしていたのですが
現実はほど遠いものでした
2.少しずつ友達が増えていった大学2、3年生
しかし
理系の大学は結構忙しいんです
2年生にもなると本格的に実験が始まり
共同で実験する人と仲良くなれたりしました
また
教職課程も取っていたため
(これは取りたい人だけとる単位です)
教職課程を履修している人とも
仲良くなれました
3.かなり忙しかった大学4年生
大学4年生になると
孤独を感じる暇もないくらい忙しくなりました
・研究室に所属して卒業論文を作成すること
・教育実習に行くこと
この2つをこなさないといけなかったから
とにかく忙しかったです
しかも私が所属した研究室では有機化学の研究をしていましたが
教授がとにかく厳しくて有名でした
・実験を進めないと怒られる
・納得ができるデータを出さないとやり直しを命じられる
大学生なのに
徹夜で実験したことも度々ありました
一方
教育実習期間は天国のように感じました
確かに忙しいですが
研究室の忙しさに比べたらまだラクでした
しかも生徒からもそこそこ人気だったので
楽しく教育実習ができました
教育実習が終わったら
また地獄の研究室です
大晦日から正月にかけて
日本人ならば大体の人は休みでしょうけれど
私はそのとき
三日間徹夜をして実験していました
そして超ギリギリで卒業論文を仕上げました
4.大学院へ進学してチベットへ
私は研究者になりたいという夢があったので
大学院へ進学することにしました
研究室は卒業研究と同じ研究室
あの厳しい研究室を延長して所属することにしたのです
(大学院に進学すると大体、卒業研究と同じ研究室に所属します)
しかし厳しいなりにも
実力は確実についていました
当時大学院では
チベットへ行って海外の学生とサンプルを採取する学生の募集
を行っていました
約1ヶ月間チベットへ行って湖の堆積物をサンプリングするのです
また海外の大学生とサンプルを分析するのです
指導教授から
「志願してみないか?」
と言われやってみようかなと思い志願することに
すると
選抜から選ばれたとの通知が来ました
私は嬉しかったです
日本国内ではなく海外の学生と肩を並べて
研究できることが嬉しかったです
意気揚々と自信を持って
チベットへ行きました
そこで集まったのは
私と同じように他大学の選抜で選ばれた日本人の大学院生数名
そして海外の大学院生数名
このメンバーでサンプリングや研究を行いました
しかしここでも
他大学の学生とのレベルの差を痛感したのでした
他の学生たちは
当たり前のように
英語でコミュニケーションを
取っていたのです
私は英語があまり得意ではなく
かたことの英語しか話せません
しかもただの日常会話ならまだしも
英語で研究の内容や方針を話し合うのです
また
チベットという標高が高いところでのサンプリングは
困難を極めました
体力の消耗が激しいのです
しかし
他大学の学生は
英語も話せるし体力もあるのです
やはり自分の大学の中ではいい成績を収めることができたが
他大学の大学院の学生と比較すると
自分なんて大したことがない
そんな事を実感しました
しかし1ヶ月間なんとかやりきりました
1ヶ月後には英語でコミュニケーションをとることもできました
海外の学生とも仲良くすることができました
帰国後
また自分の大学院の研究室で研究を再開しました
海外での経験を取り入れながら研究に打ち込んだものでした
5.なんのために大学院へ進学したのか分からなくなるカオスに満ちた就職活動
そして大学院2年生となり
いよいよ就職活動を行う時期となりました
研究職を熱望していましたが
就職先がなかなか無いのです
研究職はとても狭い門でした
当時の研究職は
教授の紹介で研究職になる人が多かったです
しかし私の大学は名前だけは有名だが
決して一流大学ではなかったのです
私を紹介できるような研究所などなかったのです
焦って就職活動をしましたが
やはり私はコミュニケーション能力が劣っていた
全然内定が取れなかったです
就職活動の一方で
修士論文を仕上げなければ大学院を卒業できない
就職活動と大学院の研究を並行することが非常に大変でした
「もう研究職じゃなくてもいいんじゃないか」
と思いました
なんとか修士論文を仕上げることはできたものの
就職は漁業組合に就職しました
そんなとき
チベット選抜で共に研究をしていた他大学の日本人の大学院生に連絡したところ
更に博士課程へと進学していたり
有名企業の研究職の内定を取っていたりと
歴然たる差を実感しました
人生の中で
大学〜大学院生のころが一番
メンタルが安定していたと思います
次回は社会人になってからを書きます
社会人となってから
本当の地獄が始まります
最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございました
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