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絵を販売するのにマーケティングは必要か
絵は趣味だけで描いているならまだしも、いざ自分の作品を販売して長い間売れなかったら意気消沈することもあるかと思います。
そんな時は、どんな絵が売れやすいかをマーケティングリサーチ(市場分析)してみるのもいいと思います。
長年インターネットで絵画を販売していると、売れやすい絵というのは時代や国・地域によって一定の傾向というものが確かに存在しています。
私の場合は主にインターネットで販売していますから、そのサイトの人気絵師や今日購入された作品を毎日チェックすることで、売れやすい絵の傾向が見えきます。
例えばnoteでは何度も述べていることですが、最近は盛り上がった絵肌や抽象画が割りと好まれる傾向にあります。
そういった傾向を自分の作品に”部分的に”取り入れることによって徐々に進化させていくとだんだんと売れやすくなります。
しかし、それらはあくまで遊び感覚でやることが大切です。
一生懸命作った作品が売れるに越したことはありませんが、売れないからといってボツにしてしまうはできるだけ控えるべきです。
時代の移り変わりと共に以前まで全く売れなかったものが急にコレクターの感性に響くようになることもあるでしょうし、要するに長く続けるということが最も重要なことであると考えます。
前述したマーケティングリサーチについても、楽しくなければやる必要はありません。
私はあくまでゲーム感覚で売れる絵を分析するのが楽しいからこそできるのであり、マーケティングを含めた試行錯誤の過程こそが楽しいからこそ続けられるのです。
好きこそ物の上手なれという言葉もあるように、やはり表現の世界では嬉しかったり楽しかったりすることが一番重要なのだと思います。