教育DXの視点
★ICT活用実践備忘録★
勤務校では、教育DXを推進している。
そこで、1学期は教育DXの視点も踏まえた授業実践を重ねてきた。
そこで、有識者からいただいた助言が
心に残っているから、残しておく。
①タイピングスキルの向上
当たり前だけど、タイピングができないと端末
は使えない。私のクラスはタイピングの練習ソフト等を活用して向上をはかってきたが、全員ができているというわけではない。
タイピングについては、もっと戻るとローマ字ができないとわからない。そう考えると、情報活用能力の育成や教育DXを意識すると、ローマ字はもう早い段階から学習したがいいのでは。
②活字慣れ、読解力の向上
資料の読み取り等の読解力を向上させないと、インターネット等から自分に必要な資料が読み取れないし、抜き出せない。そのためには、学校図書館と連携した読書活動の推進やNIEといった新聞の活用が必要になると思う。デジタル以外の面での取り組みも大切。
これらの助言から、教育DXという取り組みには、デジタル以外の部分での取り組みや、デジタルの基礎基本をしっかり定着させる必要を感じた。
と同時に、私はそこを見ていなかったことが恥ずかしかった。
教科指導にデジタルを「かけ算」してきたが、デジタルを使うためのタイピングスキルなど「たし算・ひき算の仕方」をどう子どもたちに身につけさせるか、考えていきたい。