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Sphero Miniの活用実践

★ICT活用実践備忘録

Sphero Miniを活用した「音楽科」の授業実践をしてみました。

簡単に言うと、プログラミングで動かすための根拠を「曲想や音楽を特徴づける要素」に求めてみました。

鑑賞曲は
「グリーグ作曲、山の魔王の宮殿にて」

授業で使用したロイロノートスライド

写真にありますように、音楽を特徴づけている要素を児童に提示し、物語を考えました。

児童が考えた物語とそれに関わる要素をまとめた
くらげチャート

写真のように、要素から考えられる物語を場面ごとに考えました。これは終末場面です。


・ここの演奏時間は調が暗い感じだから、青色に光らせよう
・ここで曲想が変わるのでスピンさせよう
・このフレーズでは右側に、あのフレーズでは左側に動かそう。
・呼びかけと答えは、2台使って追いかけっこさせよう。
・速度はだんだん上げていこう。

こんなことを児童は呟きながら学習を進めました。

「わざわざプログラミングで表現しなくても」
多分、そう思われるかもしれません。

明確な回答はできませんが、可能性を探る段階としては、授業を通して投げかけてよかったと思っています。

まだ児童がSphero Miniのキャリブレーションや表現方法を網羅していないという課題も見られましたが、遊びの中で発見したり、身につけてくれればと思っています。

ちなみに私は音楽は専門ではありません。
理論的にもおかしいとこだらけですし、私自身が「児童が面白いと思い、わかる授業」という感覚的に実践している節があります。これからは理論についても学ばないと。


追記
こんなこと書いていたら、ある場所で取り上げられていました。今頃気づくなんて。。。

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