【注意】DJI Osmo Pocket3を30分で壊した件と対策
ショックなことに、7割くらい私の責任で、発売直後に購入したDJI Pocket3(ノーマル版)を一部破損させてしまいました。本機種は全世界的に売れ行きも好調なようですので、敢えての注意喚起として破損の詳細をまとめておきます。
Pocket3の進化が仇となり生じた 新たな破損リスク
早速ですが、今回私が破損させたのはこの接合部です。
完全に壊れたのは樹脂パーツの一部だけでしたが、砂利の地面に落下させた関係で、ジンバルの一部やモニターにも傷が入ってしまいました。
こうした傷がつくと中古で売却するにも買い叩かれてしまうので、とことんハードに使い倒そうかと思った次第です。
Pokcket3のハンドル接合部が破損した理由
では、なぜわずか30分ほどの使用で破損したのか?7割くらいは私の使い方の問題ですが、本体の構造にも若干リスクが潜んでいました。
このように取り付けて振り回して撮影するのが私のスタイルなんですが、実は世間的には割とメジャーでして、事前に確認したレビュー動画でも同じようなスタイルでロケを行っている人がいました。
「あ、いけんじゃん」と私も以前と同じように撮影を開始。しかし、最初のうちは良かったのですが、すぐに接合部の樹脂パーツがパキッと破断してしまいました。
ハンドルの下部に1/4インチのネジ穴がある関係で、一脚や三脚に取り付ける際にはハンドルが必須なのですが、この部分のパーツがかなり薄く脆いのですよね。
薄く脆い上に、120gかそこらだったPocket2に対してPocket3は200g近くにまで重量がアップしていますので、振り回すとより多くの力が接合部に掛かってしまうのです。
その結果として、パキッとぶっ壊れたいうオチですね。水没などさせなくて良かったですが、しばらくは三脚などにも取り付けられません。
Pocket2のつもりで使うと危ない
実は、私は初代のOsmo Pocketから使っていて、Pocket2もどういう風の吹き回しか2台持ってよく使っています。簡単なリポートならPocket2が1台あればロケ出来ちゃうくらい映像も音も高品質です。
で、私はこのPocket2でカットバリエーションを稼ぐために、一脚につけて高さを稼いだり、擬似的にクレーンショットのように撮る方法を好んでいました。普通にハンドルを持つだけだと撮れないカットが容易に撮れますからね。本気で技術を発注したら高価ですし。
ただ、Pocket2のハンドル接合部って嫌がらせかと思うくらい強固にできていて外すのも一苦労です。本体が軽量なこともあって、一脚につけてブンブン振り回すくらいでは壊れるリスクなど、ほぼゼロだったのです。
Pocket2のつもりで同じように振り回しちゃったから、Pocket3を壊してしまったというオチです。
専用アクセサリーやクランプの使用がオススメ
というわけで対策です。できれば、純正アクセサリーを使った方が良いでしょう。今回のPocket3用のハンドル・バッテリーハンドルはあくまでも三脚につけてタイムラプスやモーションラプスを撮影する補助具です。
残念ながら、2023年10月28日時点では売り切れなので、在庫が復活したらバッテリーハンドルと合わせて購入するつもりです。
クリエイターコンボを購入された方なら付属しているはずなので、ぜひこちらを活用された方がよろしいと思います。
私はクランプで挟んで一脚に取り付けようと思いまして、この記事を書いている時点で、Amazonには既に発注済みです。到着したら再度レビューしてみます。
※機材の話ということでメンバーシップにしましたが、この先には何も記述をしていません。この記事だけ読まれたい方は、メンバーシップへの課金登録は不要ですのでご注意ください!
【追記】クランプが良さそう
こんな感じで、クランプを使ってスタジオにあるクレーン風にしてみました。強度的にはこれで大丈夫そうです。衝突時に吹き飛ぶのが不安なら、マジックテープ等を使って物理的に補強しても良いでしょうね。
これで、簡易的ながら手元のスマホでモニターする事もできます。
アクティブトラックなどと組み合わせたら、面白いカットを撮れそうな予感です。
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