親方!VR空間におっさんが!
はじめまして、DARKNESSDRAGONと申します。
VRChatというゲームを遊んでいる、おじさんです。
ここでは僕の、VRChatでの思い出を綴っていこうと思っています。
今日はVRChatの僕のなりたちです。
VRChatというゲーム
仮の肉体"アバター"を用いて、オンライン上で会話やゲームやクリエイティブが楽しめる仮想現実空間です。昨今話題の"メタバース"や"バーチャルSNS"の代名詞的存在でもあります。世界各国からプレイヤーが集まって自由に暮らしています。
全プレイヤーが同時に同じ場所にいるわけではないので、コミュニケーションを取りたい相手と、会いたい時間に会って、一緒に何かをするのに非常に便利です。
おじさんの使用環境
僕はMeta Quest2というVRゴーグルをパソコンに接続して遊んでいます。
本当はMeta Quest2は、パソコンがなくてもVRChatで遊ぶことができますが、元々僕はゲームが好きだったのでいわゆるゲーミングPCを持っていて、その関係でパソコンに接続しています。どうしてパソコンに接続するのかというと、以下の理由があります。
①パソコンを使っている場合でしか行けない場所が多い。
②周りの人の姿を、簡易表示でない状態で見られる。
③パソコンで処理してくれるので、スムーズに遊べる。
個人的にメリットに感じているのはこの3点ですが、
この辺りの話題は"成人の男女が初デートにサイゼを選ぶことの是非を問う"ぐらい盛り上がりやすいので、割愛致します。
詳しいゲームの始め方や気をつけるべき点は、ググればいくらでも出てくると思うのでお手数ですがそちらをご参照ください。
遊ぶ目的
ほとんどのユーザーが有志によって制作された空間(ワールド)やアバターで遊ぶことを主な目的としています。
チャットというからには対人コミュニケーションが主体ですが、このゲームにはいろんな遊び方があります。昼間から夜空を眺める事だってできるので、銃で戦いごっこをしたりとか、魔法を使って空を飛んだりもできます。考えようによっては何だってできちゃうので、別に一人で遊ぶ方も少なく有りません。一人でも十分楽しいです。
それで、この辺りで建前を終わりたいと思うのですが、僕はお酒を飲みにでかけています。キュレーションサイトのようなお話はここまでだ。
グルーヴ感
仮想現実空間へお酒を飲みに?一体、何を言っているんだ。という感じかと思いますが、コロナ禍がはじまってもう年単位で時が過ぎました。おじさんの癒やしといえばもっぱら飲酒なのですが、自宅でお酒を飲みながらテレビを眺めたりNetflixで映画を見たりしても満たされないのは、やはりグルーヴ感がないことだと思います。咳をしても一人(この咳はコロナ由来ではありません)。
コロナ禍が始まるまで、やれ職場の飲み会だ古い友だちと食事だとそれを楽しみに日々の労働をこなしてきた酒飲みの僕です。互いに肩を抱き歌を歌い人生を語り気づけば朝になっているという事が少なからずありました。
改めて酒を飲みながら誰かと話す事が大好きだということを、気付かされた期間でもあります。
そんな僕を救ったのがVRChatでした。
もちろん美男子や人外のアバターもあるんですが、目の前にいる規格外の美少女(中身が男性であることが多いという前提は置いといて)とまるでその場にいるかのように、言葉もそうですが、身振り手振りのあるリアルタイムのコミュニケーションが取れるというのが非常にリアルです。僕のこのゲーム内でのフレンドはほとんどが美少女です。
今ではたくさんのフレンドと交流があって、毎日たのしい日々を送っているのですが、そこに至るまでの経緯を簡単に書いておこうと思います。
酒を飲む場所(ポピー横丁編)
ただ、互いに肩を抱き歌を歌い人生を語るためには、その相手が必要になります。昔からよく知る親友…とまでは行かないでも、一緒に飲んで喋って笑える相手としての"フレンド"が必要でした。
はじめ、僕は賢いので、インターネットの検索サイトを利用して酒飲みの集まりそうな場所を探しました。それがポピー横丁という場所です。酒場の看板が立ち並び、路地の一画を思わせるその空間には、酒飲みが一同に介するというのです。
僕は「コレだ!」と思いすぐさま飛び込みました。あまり人に話しかけるのは得意ではありませんでしたが、なにせMetaQuest2は当時で言っても5万円。集まって話し込んでいる人たちに、5万円分の勇気を振り絞り「こんばんは~!」と元気に挨拶してみました。
ところで、VRChatをプレイされている方ならご存知かと思いますが、あまりに人の多い場所だと気弱なおじさんが少々声を(ご近所迷惑にならないレベルで)張った所でうまく聞こえずにスルーされてしまうこともあります。
「(あれ…?無視されてしまった…?)」
MetaQuest2本体の5万円と僕の勇気5万円で、トータル10万円分の損をしたような気にもなりましたが、それを何度か続けているうちに、話をしてくれる人が現れました。もう少し根性がなかったら死んでいた。
酒を飲む場所(フレンドインスタンス編)
フレンド(相互で友達登録をしているユーザー)ができはじめてからしばらく経って、僕はフレンドさんの紹介の紹介の紹介の紹介の…という感じで活動範囲を広げていました。
このあたりで、僕のVRChatはこのような感じになっていました。
①ログインする
②フレンドをメニューから探す
③フレンドの場所へ移動する
④挨拶して、あとは飲みながら喋ったりする。
そうなるまでに約1ヶ月、交流の輪を広げるためにやっていたTwitterで、「今日も楽しかった!(誰とも会えずに1日が終わった)」とログインのたびに強がるのがとても辛かったので、よかった(今もたまにある)。
そんな僕の約1年経った今ですが、ほとんど毎日のようにログインしては色んな人のところへ遊びに出かけたり、一緒に遊んだりと、楽しい日々を送っています。最近では、一人で居ると僕のことを好きで仕方ない人が遊びに来てくれたりもします。
多分やったほうがいい
1ヶ月ほど、楽しいはずのVRChatをやめてしまおうかと考えてしまう程には闇を彷徨ったわけですが、(無視されたり、心無い言葉に年甲斐もなく傷ついてみたり、謎の外国人に変な絡まれ方をしたり、)そうならないためにも多分やったほうがいいことをここに残しておきます。
①[JP]チュートリアルワールドに行こう
稀に個性の強いユーザーが現れる事で度々話題に上がるこのワールドですが、初心者を見つけては案内人をつとめてくれる優しいユーザーが集まっています。そのまま一緒に遊ぶ仲にもなる事が多いので、おすすめです。
②Twitterしたほうがいい
VRChat内だけで飛び込みフレンドになるのは、店舗で物を売るのと、飛び込みで物を売るのとぐらい難易度に違いがあります。VRChat専用のアカウントを作って、先述のチュートリアルワールドで撮った写真を添え、「#VRChatはじめました」のハッシュタグで呟くとVRChatユーザーが反応してくれます。あとはフレンドがいなかったり、遊ぶ場所が見つからない事をつぶやくと、親切な人が相手してくれる場合もあります。雑多なアカウントではじめてしまうと、「ほんとにVRChatやってる人…?」となったり、他のデメリットもあるのでVRChat専用アカウントがいいと思います。
そんな過酷な道なん?
多分僕が気弱なおっさんなので、ゲーム難易度が爆アゲと思われそうな文章を書いてしまいましたが、「○月同期会」(○月にVRChatをはじめた人の集まり)という参加しやすいコミュニティがあったりもしますし、そちらもオススメです。
また、TwitterやVRChatイベントカレンダー(https://vrceve.com/)上で紹介されたりする、有志によって毎日のように開催されている何らかの催しに参加することもできます。(通称"イベント")
「うるせえ!早く酒飲ませろ!」という方もおいででしょうか。接客型イベントという催し(簡単に言えば、外のみごっこができる場所)もありますので、そちらも反応がありましたら、僕のお気に入りのイベントを紹介したり、普段思うことを書いたりしていきたいと思っています。
まとめ
自宅にいながら安酒片手に、気軽に外飲み感を味わうには最適のゲームであるように思います。ただゲームといっても、目の前にいる美少女は全員、自分と同じように人間が演じているというのが前提ですので、そこは忘れないように、ありがとうの気持ちで暮らしていきたいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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