「他人を認められない自分」を認められない病

世の中には偉大な人物として尊敬されている人がいる。でも、その人たちの凄さが理解できないときはないだろうか?

「何歳であっても目標に向かって努力する人は美しい」だなんてよく言われるけど個人的には「あっそうですか、勝手に頑張ってください」としか思わない。偉大な人を褒めないといけない空気感と、それを構成している「他人を認められる自分は偉いんだぞ」と主張している、偉大ではない人は嫌いだ。

このように嫌いって言える場合はまだマシだが、他人を認められない自分と褒めている周りの人達を比較して、自分はダメな人間なんだと落ち込むのは良くないと思う。自分の心の中から出た言葉なら、それが自分の本音だから受け止めるべきだ。

そもそも心の中に思うことは自由であり、言ったら「偉大な人」の取り巻きから攻撃を受ける可能性があるというだけなのだ。そしてその取り巻きはほとんどの場合大した人ではない。

たしかに、他人にリスペクトを持つのは社会生活で必要だけど、心の底まで持つ必要はない、というか無理。だからせめて自分の本音は認めてあげよう。

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