勉強が全てじゃないさ
じゃあ何が全てなんだよ。
人が落ち込んでいる時に励ます言葉の中に「〇〇がすべてじゃないさ」というものがあるが、これは実は励ましているようで何も意味がない言葉だと思う。
成績が悪いんだよね → 勉強が全てじゃないさ
このような会話の流れを見てみると、その人は勉強で悩んでいるのに悩んでいること自体を否定するのは、解決策を与えずに放っておくのと同じな気がする。
たしかに勉強で悩んでいる人にそれは大したものじゃないよ、と励ますのは悪い事だとは思わないが、なんかぱっとしない。
これはただ単に否定しているだけで断言していない。断言できることがあるとしたら、この世界に「すべて」を占めるものは存在しないことだろうか。
与党に反対するだけで解決策を出さない野党とやっていることは同じだと思う。
本当にその人のためになりたいなら、気持ちに寄り添いつつ解決策を一緒に考えるのがいいと思う。
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