暗どーなつ
爺さんと心細さと老犬といとしさが渡る横断歩道 【題詠】 路上より滑空できぬヒトとして見上げる空にホバリングトンビ
夜の梅 虎屋の羊羹は甘くて紅梅には思い出がある E.YAZAWA(永ちゃん)を今も好きだったワタクシにワタクシかなり驚いている
着ぶくれたパグとおばさん小走りで 通り抜けてく暮れの路地裏 諍える恋人たちを追い越して 肉まん食みつ帰るイブの夜 【題詠】 昼の日を集めて去った石段にカナヘビの尾が落ちている
テレビから戦争が来て味噌汁の豆腐沈める朝の食卓 題詠があったと思いますが記録が見つからず
繋がれた猛禽の声が賑やか なんとなくさびしい気もする
Bがむずい。
雨風を耐えて残った空蝉が 金に輝く立春の午後 #視聴覚文芸部 #ローファイ短歌