ヘンタイ・プリズン 共通ルートの感想
こんにちは~ダークえのきとしめじです。
今回はQruppo様制作のR-18ゲーム『ヘンタイ・プリズン』の感想を書いていこうと思います。
この会社は『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』および『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2』を製作しており、本作品『ヘンタイ・プリズン』がQruppoの3作品目となります。
ぬきたし, ぬきたし2とプレイしていており、ヘンプリを意気揚々と発売日に買ったのですが、ぬきたしに比べて世界観が暗いという理由から何となく遠ざけて、クリアしたのが発売から2年以上経った今になってしまいました…。何という体たらく…。言い訳ですが、新しいゲームをするのにはエネルギーが要るんですよ…😢。
自分はR-18はおろかノベルゲームをやるのがぬきたしが初めてです。なのでそこら辺に関する知識については全然明るくないです。Steamにマブラヴが、Switchにひぐらしがデータの肥やしとして眠っているのでいつかは必ずプレイしたい。
ヘンタイ・プリズンの簡単なあらすじ (共通√)
主人公である湊柊一郎は露出の衝動に駆られる、いわば露出狂です。彼は露出こそが自己表現であり、芸術であると言います。幾度となく露出行為を繰り返し、そのたびに警察のお世話になっていました。しかしそんなことを言っても世間の目は厳しく、イルミネーションの美しい日に露出を行った結果、ついに「更生不能」と判断されてしまいます。そしてHENTAI懲役のみが集まる孤島に聳え立つ「チューリップ・プリズン」へと投獄されます。
色々な性犯罪者が集められたチューリップ・プリズンで、彼は新たな自己表現の場として「エロゲー制作」を見つけます (見つけるまではなんやかんやありますが)。彼が表現したいものはエロゲーでしか語れないと。しかし当然チューリップ・プリズンではエロゲー制作なんてもってのほか。禁止されてしまいます。さらに卑猥物を制作したとして懲罰房へと落とされてしまいます。
どんな人でも「いい子ちゃん」になるという懲罰房を味わっても彼はゲームを作りたい。そこから√分岐が発生します。
正直共通ルートが一番重々しかった…。入った途端、人権無視のやりすぎた懲罰、囚人やソフりんからのイジメ、エロデューサーからの理不尽…。ぬきたしシリーズとはまるで毛色が違います。ダークな世界観は伊達ではありませんでした。
そんな中でも柊一郎はあの手この手で降りかかる手を返り討ちにしていきます。そのモチベーションは、露出という入ってはいけない聖域に土足で入り込まれたことや、最大にして唯一の親友であるアマツくんを侮辱されたことという「怒り」でした。
言ってしまえば共通ルートは勧善懲悪もの。それと同時に柊一郎のヤバさや優秀さ、相手を陥れるためには手段を問わないサイコパスみがひしひしと感じられました。この柊一郎が次にどんなことをしでかしてくれるのか?ということです。
共通ルートは言わば個別√に行くための導入。論文で言うところのIntroduction でした。なので主人公がチューリップ・プリズンに行く背景や柊一郎の性格、攻略するキャラ達の説明という「中身に入るための前座」である点は否定できません。それでも面白かったですが。
仕方ないといえば仕方ないですが、やはり個別ルートの方が面白かったですね。
書き足りない!
じゃあ次は個別√の感想を、と思い千咲都√の話をちょっと書いていたのですが…
1つの記事にすると文章量がとんでもないことになりそう
共通ルートに軽く触れましたが、これで分量が大体2,000文字くらい。他√も同じように書き連ねると10,000文字くらいいきそう。
質より量ということで、今回はこの辺で。
次は千咲都√になるかな~