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【貰ったレモンで】Tarte au citron

寒い、寒すぎる。
コタツとどっぷり蜜月状態のこの頃。

最近は最近は就活で忙しくてお菓子を作る気にもなれず、貰ったレモンも放置。

柑橘って腐りにくいイメージあるから何となく後回しにしちゃうんだよね。以前それでオレンジを痛めた前科があるから、今回は早めに消費するぞと意気込んだはいいものの、何を作るか。

せっかく生のレモンがあるから、ウィークエンドよりレモンの味が全面に出るもの…ということでまだ作ったことの無かったタルト・オ・シトロンに決定。

レモンタルトはメレンゲを載せたやつが結構好きなんだけど、今回はレシピに習ってシンプルにする。

レシピはこちらから↓


まずはシュクレ生地作りから。

120gだから少ない方なんだけど、久々のお菓子作りだからバターの量に驚く。
冬は暖房をつけててもバターがすぐ固くなって扱いづらすぎる。半湯煎状態で柔らかさをキープすることでなんとかポマード状に。

粉糖が湿気でダマになってたけど気にせず入れたら、思ったよりかなり混ざりにくくて冷や汗。
気合いですり混ぜて事なきを得た。

この後卵黄と牛乳を入れたんだけど、1つ注意ポイントがある。
それは、牛乳が馴染みにくいから初めから勢いよく混ぜるとめちゃくちゃ跳ねること。

全部混ぜ終わるとこんな感じ。
後は薄力粉混ぜて、冷蔵庫で1時間寝かせる。

続いてアパレイユ作り

主役のレモンと借り物のレモン絞り器。
まずはレモンの皮を削っていく。

爽やか〜な香りが広がる。おろし金しか無かったからちょっとずつしか削れず…

レモン2個分の果汁をゲット。やっぱり生レモンは香りが全然違う。

アパレイユように卵黄をより分けてたら事件発生🚨

黄身が割れて、白身に混ざっちゃった…
あとでマカロンとかにしようかと思ってたのに。
仕方ないから一旦放置して次に進みます。

卵液にレモン汁と皮を加えてよく混ぜる。
注意点なんだけど、ここで気泡を取っておいた方がいい。何故なら焼きあがっても気泡は消えないから…
以上20分後の未来人からのアドバイスでした。

白焼きしたシュクレ生地もいいかんじ。

ここでも問題発生🚨 
生地に塗る用の溶き卵取っておくの忘れてた…

これになってしまった。

ここでさっき白身に混ざっちゃった黄身を思い出した。
スプーンでそーっと黄身をすくってみたら、全面に塗るくらいの量が取れた!

セーーフ

ほっとしたのも束の間、アパレイユを流し込んだらヒタヒタで溢れそう…
不安だから泡立った部分をちょっとだけすくった。

焼いたら気泡消えるかと思ってたから、マーブル状だけど気にしてなかった。良く考えれば卵液だし砂糖混ぜてるから気泡消えにくいよな…ここは気泡を全部取るのが吉。

焼き上がりはこんな感じ。
マーブル状なのも案外悪くないかも。

型から外そうとしたらまたまた事件発生。
円周の1/4くらいが型にはりついてシュクレ生地が持っていかれちゃった…
原因は焼きの甘さが半分、型の形が半分といったところか。

綺麗に切れたところだけお披露目。
気を取り直して実食。

すっっっっぱくておいしい〜〜〜〜〜〜
卵に負けない強い酸味と柑橘の苦みで口の中が初夏になった。私の中のタルトランキングでは1位かもしれない。

これがピンポイント食べたい日は確実にあるって感じのいいレシピ。

これはリベンジも兼ねてまた作りたい。

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