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【強みのフルーティーさは壁をも壊しうる by 足立】
みなさま、こんにちは!
このラマダン(断食)期間中も淡々とみんなでカカオ周りの作業を進めております。
13日からはレバラン(断食明け大祭)休暇に入り、銀行など一部長いお休みに入ります。最長は12日(水)〜18日(木)までという長さ・・・。行政なども数日閉まるので、何かあったらどうしようと、私にとっては毎年少し心配なレバラン休暇です笑。
雨季と乾季の変わり目には豆を倉庫から出して状況を伺うのですが、写真のように衝撃的なほど倉庫内側の壁がボロボロに・・・。(先にお伝えしておくと、肝心のカカオ豆は閉じられた袋に入っていて、壁や地面には直接触れないよう保管されているので、壁が剥がれても直接影響はありませんのでご安心ください!)
2019年頃に内側の壁のペンキを塗り直していたのですが、なんとそれが剥がれ落ちまくっていました。豆の出荷を複数回行って中が少しスッキリしてきたところでボロボロになっているのが発覚。
Herwinさんに尋ねると、カカオ豆の酸でこうなるんだとのこと。確かに倉庫いっぱいにカカオ豆を保管していると一歩入っただけでも、フルーティーな強い香りがします。
それはDari Kのチョコレートのおいしさとフレッシュさに繋がっていて、Dari Kという会社の目標に向けた根幹になっているのですが、まさかそれが文字通り「壁を壊す」ことになるなんて!ペンキではだめだねという結論に至り、試しに一部だけコンクリートを薄く塗ってみたのですが、これまた剥がれてきてしまい・・・・
塗ってもらっている時は「わー!いい感じー!!」と喜んでいたのも束の間、次の日には壁から剥がれ落ちてしまっていました笑。
まだ他の手を考えているところなので、来週以降でそれを試してみることにしています。カカオのみにとどまらない活動で色々行っていきたいですが、物理的に壁を壊すことのないよう気を付けます(私が壊したわけじゃないけど)!