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【ここにもDari K vol.5】亀屋良長の焼きカカオ

インドネシアのカカオの流通量を増やすためにDari Kでは、自社店舗でチョコレートを販売するだけでなく、カカオ豆やカカオマス、チョコレートと様々な形で素材を提供しています。そのDari Kの素材が入った商品をご紹介する「ここにもDari K!」、第5弾は亀屋良長さんの「焼きカカオ」です。

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Favoriteという単語は、「お気に入り」と和訳されることが多いようです。
「(お)気に入り」を大辞林で引くと「好ましく思うこと、好みに合うこと」というのですが、何となく英語のFavoriteと、日本語の「お気に入り」はニュアンスが違うと思うのは私だけでしょうか。

私が「My favorite」というときは、もっと熱い意味を持っています。例えば、そのfavoriteを誰かからプレゼントされると、相手をハグしてしまうような、そのことを思うだけで口角が上がってしまうような意味合いで使っています。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の『My Favorite Things』は最も有名な“Favorite”をテーマにした歌の一つではないでしょうか。この場合も、作者の「好きなもの」に対するこだわりが感じられて、「ああ、分かる!」とウキウキした気分にこちらまでなってしまいます。(以下適当な和訳です)

バラをつたう雨だれや
子猫のひげ
ぴかぴかの銅のやかんや
温かい羊毛のミトン、
紐で括られた茶紙の小包
それがわたしのお気に入り(以下略)

前置きが長くなってしまいましたが、亀屋良長さんの「焼きカカオ」は、まさにMy favorite! 口に入れた時に優しく溶ける和三盆の上品さ、それに反して餡が練り込まれたクッキー生地のザクザクとした男前な食感、最後に残るカカオの粒を噛み締めた時の、香ばしさ……。

Dari Kに入社した当初、亀屋良長さんとは代表・吉野が2013年の「知恵ビジネスコンテスト」で一緒に入賞して以来のお付き合いだということを聞いて、帰り道に百貨店で買って帰ったのが「焼きカカオ」との出会いでした。以来、買い置きがないと不安になるぐらい。Favoriteと謙虚に言うよりも、熱狂的な大ファンと言った方が正確かもしれません。

しかしながら、いつも亀屋良長さんの店舗に行くと、和菓子の枠にとらわれない魅力的な商品の数々にいつも惑わされ、焼きカカオを買いに行ったのに、その他の商品に心奪われることも度々。
写真の後方にある「ほのほの」というお饅頭はそのひとつです。カラメルとクリームチーズのフレーバーがあり、どちらも美味! しっかり焦がしたカラメルとくるみの歯ごたえ、酸味の効いたクリームチーズの味わいが楽しく、普段は和菓子を食べない娘も一緒に「おいしい」と目を輝かして食べていました。

話がそれてしまいましたが(食いしん坊なのがバレてしまいますね…)、「焼きカカオ」は、オンラインショップほか亀屋良長さんの店舗でご購入いただけます。

「焼きカカオ」(税込756円)
https://kameya-yoshinaga.com/?pid=92315637

(広報・中崎 薫)