引越と新しい出会いと

無事引っ越しも終わり、いよいよ本格的に婚活モードへ!

お別れ報告をした友人からさっそく
「紹介したい人いるよ!」と連絡をもらいました。
友人の友人であるユリちゃんの会社の後輩くんだそう。 
さっそく写真が送られてきました。

わ、さわやかイケメン…!
若いな~  
それもそのはず。
4つ下の29歳だそうな。 私の歳を知ってるのかしら。

さわやかなスーツ姿の彼との対面を楽しみにしながら妄想が激化していく日々。
デートはもちろん、新居のここにカウンターを置いてワイン飲んで…
あ、せっかくベランダが広いおうちに引っ越したから、朝ご飯はテラスで優雅に食べたいな~
写真一枚でめくるめく妄想を楽しめる自分、キライじゃないな♪
なんてウキウキしちゃっている自分に気が付く。

「私、別れてよかった……!!!」

心から思った。
つい、ランチしてたフレッシュネスバーガーで声出ちゃいそうなほどに。
こんなに軽やかな気持ちになったのは久しぶりだった。
元カレとは結婚するしないでモメ続け、タイミング合わず結局お別れ。。
彼氏がいると合コンも心から楽しめなくてモヤっとしていたここ数年の心の霧が、スッ…と晴れた気がしました。
やばい、これってよく聞く、
「長いこと付き合った人と別れた後、すぐ結婚しちゃうパターン」じゃね?♡

服、めちゃ悩みます。
普段から男ウケを狙えない性格ではありますが(花柄のワンピースとか着れない)、ネイビー×白の爽やかな組み合わせで行くことに。

当日はユリちゃんが予約してくれたビストロで私の友人も一緒に4人で待ち合わせ。
すっかり妄想が熟成し切った私は、「最初からふたりっきりでもいいんだけどな」なんて思いながらも
友人にも久しぶりに会えるので楽しみに向かいました。

まずは友人と私が先に到着。
ウキウキしながら待っていると、入口に一人の男性が。
待ち合わせ、と店員さんに伝えている様子…
けれど写真の彼ではなさそうだ。
と、振り返った少しあと
「お待たせしました」とスーツ姿の男性が。

写真で見た人に似ている。というか、よく見たらご本人だ。
私の脳内で変換された彼は、とってもとっても美化されていたらしく初見で認識できなかったようです。
…スミマセン
写真は、結構いい角度で撮っていたみたいですね。
このギャップが恐ろしくて、私はちょっとぼやけた1枚を提出していたのだ(ズルイ)

4人そろって他愛ない会話をしつつ、美味しいお料理を楽しみました。
久しぶりの「新規男子」に若干緊張しつつも、お酒の力も借りて盛り上がりました。

年上女3人に囲まれた彼はというと、 
どこに住んでるか?どんな仕事か?など
ありとあらゆる話題で
オシャレっスねェ… スゴイっすねェ…
を連呼。
先輩であるユリちゃんの前だからなのか?なんだか自分を卑下続ける彼。
たしかに私が引っ越した町はオシャレエリアに近い。
と言っても彼が都心からものすごい遠くに住んでいるか?と聞いたらそんなことないのですが。。
そのあとも、
イヤイヤ自分はそんな…
たいしたことないっス
全然ダメっス
などなどマイナス発言連発でした。

ただ単に私のことが好みではなかったんだろうか?
だとしたら申し訳ないけれど、やっぱり同じ時間を過ごすならちょっとでもエンジョイ精神が強い人は一緒にいて楽しい。
せっかくお互い貴重な時間を共にしているのだから、
食事を、会話を、お酒を
どれかひとつでも笑って楽しめたら、その日の夜はよく眠れる気がするんです。

そんな感じに私の記念すべき第一回婚活は
全然ダメっス!
な、ディナーとなってしまいました。

はい!そんなに甘くな~~~い!







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