エターナルリターンでシウカイを使いたい人向けの記事(2022年2月20記)
初めに
シウカイを使う人にとって、重要なのはそれ以外のキャラクターとの感覚の違いになる。
例えば、手持ちにインスタントラーメンと氷水、お湯とにんにくがある。この状況でガーリックラーメンを作らない人はいないだろう。
しかしシウカイから見た時、これは選択肢となる。
ガーリックラーメンを作れば2回スタックを貯められる。
一方ここで適当な肉を拾い冷麺とにんにくベーコンを作っても貯まるスタックは変わらない。むしろお湯が余ることでさらにスタックを貯めうる。氷水の使い道は冷麺しかないからだ。
このように、シウカイにはシウカイとしての考え方が求められる。
シウカイは料理の練習にもってこいで初心者に薦めうると言う人もいるが、私はこの理由からそうは思わない。
一旦シウカイを使えばそこから逃れることはできない。
なぜ皆が喜んでポーションを作っているのか、浄化水を作っているのか、それを理解することは叶わず水筒と氷水を作り続ける日々が待っている。
それでもシウカイを使ってみたい、そんな人のために、この記事をその一助にしたい。
あなたは誰?
エターナルリターンにてdarekaと名乗ってシウカイを回している者です。
シーズン4にてソロモードデミゴッドに到達しました。
シウカイの概要
料理人。料理をするごとに料理人の情熱スタックが溜まりRスキルの威力が上がる。
料理人の情熱スタックの上限は150。
目指すはスタックを上限までためてすべての実験体をRスキルのパワーで倒すことである。
ここから生まれるワンコン力とゲーム後半のパワーが魅力。
貯まるスタックはパッシブレベルにより変わり、高級等級(緑色)、貴重等級(青色)に関わらず1/2/3上がるようになっている。
英雄等級(紫色)の料理のみ3/4/5上がる。
シウカイの基本情報
浅民さんのエタリタwikiが詳しい。
試合全体の流れ
まずは、一般的なキャラクターのように装備を整えることを目指す。
一般的なキャラクターと異なるのはインベントリの許す限り料理の素材を集めることである。
優先して集めるべき食材はライター、氷、蜂蜜などが挙げられる。
装備を揃えたら、その頃にはパッシブレベルが最大になっていることが多い。ここから本格的に料理を始める。
目指すは2日目の間に、もしくはウィクラインの登場までに150スタックを貯めることである。
150スタックを貯めたシウカイはRスキルが上がるごとに敵を焼き、試合に勝利する。
便利な食材
ライター
料理のほぼ半分は製作にライターが関わる。2個しかスタックできないが、フィッシュアンドチップスのスタック効率は良く、優先すべき素材である。
氷, 蜂蜜
水と混ぜられ、2個ずつ採集できる。優秀な食材。
牛乳
バターにしてからじゃがいもなどと混ぜることで2度スタックを貯められる。便利な食材。
じゃがいも
採集数は限定されているが、ライターと合わせることで無限の可能性が開ける。優先して集めたい食材。
タラ
何度も採集でき、ライターとの相性がいい。缶と合わせられるのも地味な強み。
レモン
ウイスキーや炭酸水と混ぜられるスタ剤の素。よく余っているのも良い点。
便利な区域
港
シウカイの生息地。シウカイの居るマッチで2日目の朝に衛生レーダーを見てみよう。彼は静かにそこに佇んでいることだろう。
タラが海辺の地域の中で最も多く釣れることから、メウンタンやフィッシュアンドチップスの量産に向いており、ガラスの瓶も採集できる上、氷を持っていれば冷麺も狙うことができる素晴らしい土地。
ホテル
水が採集でき、その場で氷と即混ぜていただける人気のスポット。レモンや炭酸水、ウイスキーが採集できるのも見逃せない。
下町
ガラスの瓶と蜂蜜、牛乳などが取れる土地。池にも面している良いスポット。
高級住宅街
ライターとじゃがいも、この世の全てを手にしたシウカイの流れ着く土地。ホテル同様スタミナ回復剤が作れるのも良い。
ではどうやってスタックを貯め切るのか
ここからが本題になる。
料理自体は練習すれば2日目中に150スタックを貯めることは難しくない。邪魔が入らなければ。
問題となるのは料理中に小蝿が紛れ込んでくることである。
装備完成時点のシウカイは最弱と言って良いほど弱く、スタックが貯まるまではさまざまな実験体にたかられながら逃亡生活を送る。
スアなど壁を抜けられない実験体相手であればEスキルで壁を抜けて逃げるのが最も早い。
しかしニッキーやジャッキーなど壁を抜けられる実験体相手には工夫が必要になる。
逃走の基本
Qスキルを当て、Wスキルの端を当てながら逃げるのが基本である。
壁抜け可能なEスキルももちろん活用したい。だが、Eスキルは相手に張り付かれてしまえばぶつかってしまう危険性がある。Dスキルで突き放し、Eで逃げるのが基本である。
逃走によく使う長い壁抜け位置
もっとも使うと思われる壁抜け。右岸の岩に注意。
特記することはない壁抜け。
そんなに使わないが、一応できる。
森と研究所、下町と研究所の行き来は様々な位置で行える。一度確認しておこう。
これがシウカイの限界ギリギリの距離である。
本当にどうしようもない時
(この項は読み飛ばしていただいて構いません)
チェイスというのは追っている側がその時間を決められる。
どれだけ不毛であろうともチェイスされている限り料理はできない。ハイパーループなどでとても遠くに飛ばない限り追ってくる場合もあるだろう。
そんな時に私が使っているものを紹介する。
マグヌスエモートである。
いつエモートを撃つのか。例えばルクのQなど重要スキルが外れた時がねらい目である。そこでキメる。
相手が逆上してさらに追ってくるのでは?と不可解に思う方もいるだろう。しかし私の経験では、多くの実験体がこれに対して引き返していくという結果を見ている。
なぜだろうか。追う側の心理に立ってみよう。
追う側にとって自らはライオンである。太ったウサギを仕留めるなど造作もないと考える。QWでスローをつけてこようとも、それがいかほどのものか。奴を追い続けよう。
そこに唐突に現れる金髪の男。彼は明確に自分を指さして笑っている。そこでハタと気づくのである。そう、彼、マグヌスにとって自らは彼に倒される17人の内の1人、雑魚に過ぎない存在であるということを……。
最後に
以上がシウカイへのいざないである。
シウカイを使っていると何度もどうしようもない状況というものに出会う。ニッキーのチェイス、彰一のチェイス、マグヌスのチェイス、ヒョヌのチェイス、レノックスのチェイス、バニスのチェイス、ルクのチェイス、雪のチェイス、ヤンのチェイス、ザヒル……。
それでも私がシウカイを使うのは、最後には頂点に立つポテンシャルがあるからである。1対1の戦いというのは最終的に博打であると私は考える。シウカイなら博打を打たずとも勝利をつかみうるのだ。料理さえすれば。
この記事が、シウカイのどこかに魅力を感じる助けになれたらと願う。