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生きるとは

生きるとは、変わること。

エヴァンゲリヲンに登場する超優秀スパイ、加持リョウジ氏はいう。

あとなんか天才アイドルプロデューサー(好きとは言ってません)秋元康さんの曲中でもそんなことが歌われている。

多分他にもいろんな人がいっていると思う。知りませんけど


18歳でパニック障害を発症し何もできなくなったどん底から、毎日ゆっくり変わってきて、気付いたら今に至る。

高校生くらいまでは、20歳くらいを超えたらもう価値観は凝り固まってしまって、「自分」みたいなものがよくも悪くも出来上がるんだと思い込んでいた気がするが、22歳になった今は、毎日自分は変わっていっていると感じる。

好きだと思うものも、いやだと思うものも、四年前を振りかえれば結構大きく違っている。

そして最近の変化といえば、両親に対する気持ちも変わってきている。

超のつくほどマザコンだった私は、ずっと実家を出たくないと思っていた。甘えたことを言っているのは承知の上だが、費用対効果を考えても実家暮らしが良いし、幸運にも家族仲も言うことない。高齢出産で生まれた私は二人と過ごす時間が短いから、二人が楽しめるうちに一緒の時間をたくさん楽しみたいという気持ちもある。

それに二人の建てた持ち家から私=4分の1の存在がいなくなると、どこか成り立たなくなるような気がして怖かった。



でもここ最近、私もお金が溜まり次第家を出たほうが良いな、と思うようになった。格段親がうるさいこともないし妹とは二人組のように気が合う。

それでも、私のためだけでなく両親のためにも、実家を出ることとが得策になるんだと感じてきている。

一人だちして人生を自分で作る姿を見たら安心するだろうし、生まれて以来初めて少し、子供から開放されるかもしれない。それが「老後」かもしれない。そもそも彼らは彼らの人生を生きていて、それは私(や妹)で埋めてしまえるものではないんだと最近わかった。



そんなふうに思うのも、毎日触れる本や漫画、映画、そういう文化の存在と、変わり続ける私を変わらず見ていてくれるパートナーの存在が大きい。私ももうすぐ、人生の次のフェーズに以降する時期なんだろう。

ま、ともかく内定が出ないと何にもなりませんが…



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