自転車で横転
二十二歳の初夏、誰の手も借りずに自転車事故を起こした。
大仰な言い方をやめれば、自転車が滑って横転した。そして左手と両膝から血が出た。ドジな上に大雑把な性格なのでよく転倒するが、自転車で転んだのは記憶にあるうちでは初めてのことだった。
おばさんが駆け寄ってきて「風が強いからねえ」とフォローしてくれたが、普通に左折をミスっただけなのが一目瞭然だったと思うので本当に恥ずかしかった。
そのあとお風呂に苦戦したりして、無傷のありがたみを痛感したので漫画を書いた。
(Geniusのスペル違うぢゃん…留学してたのに…)