FUJIFILM X70 -屋内-
20代前半はとにかく重さがあるカメラが好きだった。NikonD800とぶっといマクロレンズや単焦点レンズ。重い重い。
フィルムカメラはPENTAX67Ⅱやkonica iiiaなどずっしり重め。
人物撮影が好きじゃなく、植物やスナップばかり撮っていた。
もれなく分割借金まみれの学生生活を過ごした。
いつしかカメラの重さがしんどくなってきて、持ち出す回数がどんどん減っていった。その頃にコンパクトでも名機がたくさんあることを知り、コンパクトフィルムカメラやコンデジに夢中になった。持ってるカメラを粗方売り飛ばして、手元のカメラはどんどん小さく、軽くなっていった。
コンデジは結局コンデジらしい写りをするから満足していなかった当時、FUJIFILMのX100シリーズ、X70は高級だけど良い写りをする最高のカメラだった。持ち歩きたくなる、楽しくなる、そんなカメラ。
自分がそういう経験をしてから、「オススメのカメラある?」と聞かれると「軽くて写りがいいカメラ!メーカーは何でもいい。とにかく軽さが重要!」と言うようにしている。「その上で見た目が気に入ったなら最高」と付け足す。