他人に期待しないと人生が生きやすくなる
こんにちは、だらミニマリストSです!
人間関係って、どうしてこんなに難しいんでしょう?
家族、友人、恋人、職場の同僚…関わる人が増えれば増えるほど、気を遣うこともストレスも増える気がしますよね〜。
特に、「期待していたのに裏切られた」と感じる瞬間、心がズシンと重くなる経験は誰にでもあるはずです。
僕自身、以前は他人に多くを期待して、その通りにいかないたびに悩んでいました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「そもそも期待しなければ、ストレスってほとんどなくなるんじゃないか?」と。
この記事では、「他人に期待しない」という考え方がどうして生きやすさにつながるのか、その理由と実践方法についてお話しします。
「他人に期待しない」につながるヒント:『嫌われる勇気』
「他人に期待しない」という考え方を深めるうえで、僕が参考にした本のひとつが、岸見一郎さんと古賀史健さんによる『嫌われる勇気』です。
この本では、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方が紹介されています。
アドラー心理学では、人生の課題を「誰の課題か」を明確に分けることで、人間関係の悩みを軽減できると説いています。
具体的には、次のように考えます。
自分の課題:自分の行動や選択に関すること。
他人の課題:他人がどう感じるか、どう行動するかに関すること。
この視点に立つと、「他人が自分の期待通りに動いてくれない」という問題は、そもそも「他人の課題」であって、自分がコントロールすべきものではないと気づけるのです。
例えば、友人が約束を守らなかったとき、イライラするのは自然な感情です。
しかし、イライラの原因は「友人が約束を守らなかったこと」ではなく、「友人が約束を守るべきだ」という自分の期待です。
これを理解すると、「期待しない」ことで余計なストレスを手放せるようになります。
期待がストレスを生む理由
「期待しない」ことで心が軽くなる理由を、改めて掘り下げてみましょう。期待がストレスになる主な理由は以下の3つです。
1. コントロールできない要素に頼るから
他人の行動や考え方は、自分ではどうにもできないものです。
それにも関わらず、「こうしてほしい」「こうあるべきだ」と期待してしまうことで、自分の思い通りにならない現実に失望してしまいます。
2. 相手にプレッシャーを与えるから
自分が期待していることは、時に相手にとって負担になります。
例えば、相手がそれに応えられなかった場合、罪悪感やストレスを感じさせることもあります。
3. 自分を苦しめる結果になるから
他人の行動に一喜一憂することで、自分自身が疲弊してしまいます。
期待に応えてもらえたときの喜びは一瞬ですが、裏切られたときの落胆は大きなダメージとなります。
僕の経験談:他人への期待を手放した話
僕も以前は、周りの人に期待しすぎるタイプでした。例えば、こんなシーンがありました。
友人との約束が突然キャンセルに
「楽しみにしていたのに」とイライラしてしまう。家族に手伝いをお願いしても放置された
「頼んだのに全然やってくれない」と不満を抱える。
これらの経験を通じて、ある日気づいたんです。
「他人に期待して、自分がイライラしてるって、なんか変じゃない?」と。
相手に行動を強制する権利なんてないし、それを自分で勝手に期待して勝手に失望するのは、完全に自己責任だなと思いました。
「他人に期待しない」を実践する方法
「課題の分離」を意識する
他人の課題には干渉せず、自分の課題に集中することを心がけましょう。期待ではなく感謝を持つ
期待するのではなく、相手がしてくれたことに感謝の気持ちを伝える習慣をつけましょう。自分の人生に集中する
他人の行動ではなく、自分の目標や行動に目を向けることで、心の平穏を保つことができます。
まとめ:他人に期待せずに自由に生きよう
他人に期待しないというスタンスは、他人を突き放すものではなく、むしろお互いを尊重する生き方です。
ストレスを減らし、自分の人生をより自由に楽しむために、「期待しない」ことを意識してみてはいかがでしょうか?
以上、だらミニマリストSでした!