強くなる(2)多動を活かす
多動を活かすためのアプローチとして、今は2つのアイデアがある。
ひとつ、長時間やっていられることをやる。
これは俺にとって散歩だ。散歩から得られる栄養素はまだまだあるようで、今日は「目と耳を使う」をやった。
健常者なら当たり前にいつも働いているものなのだけど、俺は10年以上ずっと目と耳をまともに使わずに生きてきたので、これが当たり前ではない。
ただ見て聞くだけでも身体感覚がさらに研ぎ澄まされる感じがして良くなるんだけど、ちゃんとひとつのものに対して愛を抱くことが重要なのだと思う。青い空、夕焼け、いろんなかたちの雲、雲がもたらす空の広さ、親と子の楽しそうな声と笑顔、そういったものを「いいなあ」「幸せそうでよかったなあ」と思いながら歩いている。
次に、思考のフローの中に、運動、もしくは長時間やっていられることを組み込むことだ。
よく聞く言葉で言えば「ポモドーロテクニック」みたいなものなのだと思う。
俺の場合、30〜40分にいちど、歌うか、家の中をひたすら歩きまわる。10〜15分くらいがちょうどいい。たぶん俺はこれと普通の散歩と人と話すことをやっていれば、わりと一日中ずっと勉強したりしていられると思う。
もしかしたら、俺は受験をするのかもしれない。つまり、大学に行くのかもしれない。知らんけど。
ほんで、これらをやるために大切なのが「なんもしないこと」をやる時間をつくること、つまり休憩だ。
書いてたらだいぶ疲れてきたので15分くらい目を瞑ってリラックスすることにする。
得た知識が自分の中で消化されて「よし、やるぞ!」となるまでに時間がかかる。
だから、とにかくバンバン情報を入れまくって、自分が思いついたかのように思考のパーツのひとつとして使ってしまうように仕向けていくのがいいんだろうなと思う。
学んだものはいずれ使いたくなるもんなんだろうな。