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わりと日刊だらく[No.127]〜疲労コストを下げる方法〜

今日の散文



疲労コストを下げる方法


ひとことで言うと「祈れ!」になる。

だが、僕の祈りが何なのか説明するのがめんどくさいし、説明したとしても僕の感情の内的な処理の方法なんて他人には再現性がないので書いても仕方ねえなってことで、わりと再現性があって簡単にできそうなことだけを書いていく。


ひとつ目が「無駄なプロセスを排除する」だ。


テキトーにこじつけた説明をしてみよう。

例えば、マラソン選手がレースで走っている時に、正拳突きはしないし、スマホで電話しながら走ったりもしない。

ルールは抜きにして、なんでやらないかって言うと、正拳突きなんてしてたら疲れるし、フォームが崩れてさらに疲れやすくなるだろうし、レースにおいて「良い成績を残す」という目標からかけ離れているからだ。やる必要がない。

スマホで電話しながら走っていたら、たぶん腕が疲れてくるだろうし、話しながら走っていたら息が切れるのは早くなるだろう。


つまり、この「マラソン中に正拳突きをしたりスマホで電話をしながら走る」というのは、目標に対して不必要なコストが高くなる無駄なことをしているわけだ。


人によっては、ご飯を食べている時にテレビを見るのが疲労が溜まる原因になっているかもしれない。テレビを見るのは面白いかもしれないけど、それを仕事の後にやることによって疲労が抜けなくなっているかもしれない。

仕事の休憩時間にゲームをやるのが疲労が溜まる原因になっているかもしれない。負けるのがストレスだったり、勝ったとしてもゲームをやることそのものによって自律神経が優位になってストレスを感じやすくなったりするかもしれない。

事務仕事中、同僚の貧乏ゆすりが疲労が溜まる原因になっているかもしれない。気付かないうちにストレスを感じているケースもある。

時計を何度も何度も確認して「早く終わらないかな」なんて、仕事が早く終わるのを渇望していることが疲労が溜まる原因になっているかもしれない。

あれもこれもやらなきゃなどと考えながら、今目の前にある作業に集中出来ていないから、ストレスが溜まるのかもしれない。目の前のことをこなしたあとで考えればいいのに。



その作業自体を楽しめるような方向で考えていくのがいい。

さいきんの僕はつねに楽しく動けるように心がけていて、無駄にコストが上がっている要素を見つけるとすぐに排除するようにしている。

かなりうまくいってきているので、労働による疲労が少なく済んでいる。

まだまだ先は長いけど。

微調整が必要な部分も多いし、何より気付いていないことがまだあるかもしれない。

これからも毎日、地道に、自分の人生に無駄に負担をかけているものを削っていく。


今日の音楽

超越の祈り

疲労回復には、タバコでも酒でもなく、祈り。確信した。

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