堕落ダキンピ
毎日投稿中のショート小説をまとめました.
1日1冊読書の記事をまとめています.
ガヤガヤ ガヤガヤ 休み時間になるといつも教室はうるさくなる. 授業についてだったり,ゲームの話だったり,恋愛の話だったりといろんな話が耳に入ってくる. そんな中僕はいつも1人でスマホとにらめっこだ.スマホでゲームやTwitterを見たり音楽を聴いたりしている. こんなものは暇つぶし程度にしかならない. 僕はスマホをいじっている風を装い周りの会話を聞くのが趣味になっていた. 特に恋愛話は面白い.キュンキュンする話もあれば,泥沼な話もある.聞いていて飽きることがない
このままじゃいけないということはわかっている. 変わらなきゃいけないということもわかっている. わかっている.わかっていることはいいことだ. 今の自分を理解できているから. ただ,わかっているだけではいけない. 自分をどう変えるのか,どう行動するのかを考え,実行しなければいけない. 変われる人は,何でもないようにこの作業を行える. 変われない人は,苦痛を感じ,この作業を放棄してしまう. ただ少しの差のはずなのに,時間が経つにつれてどんどん大きくなってしまう.
家でゴロゴロする. 雷がゴロゴロ鳴る. 猫がゴロゴロとのどを鳴らす. ゴミがゴロゴロしている部屋. 岩がゴロゴロ転がっている. 一つの言葉でもいろんな表現ができるのは面白い. 他にもどんな言葉があるか探してみよう.
8月中旬からnoteを始め,毎日投稿をしようと決めていました. 最初は,内容を特に意識せずに書きたいことを書いていましたが,BKBのショートショートを見て,自分でも書いてみたくなりました.そのため,ショートショート毎日投稿を始めてみました. 次に,1日1冊読書を試みました.自分は,高校,大学では本をあまり読んでこなかったのですが,小学生頃に毎日図書室に行っていたのを思い出し,もう一回読み始めてみようと思ったけど,やっぱり急には無理でしたね.一応,漫画バージョンではあります
僕は嫌なことがあっても注意できない. 学校で貧乏ゆすりをしながら授業を受けている人がいても.給食をくちゃくちゃ音を出しながら食べている人がいても.鼻をかまずにずっとすすっている人がいても. 僕が我慢すれば大丈夫と考えてしまう.他の人はそこまで気になってはいないんじゃないかと思ってしまう. 後で聞いてみたら,実はみんな気になっていた.うざかったと言っていた. それならなぜ注意しないんだろうかと思う.が,僕みたいなやつが大勢いると考えれば納得できる.自分が我慢すればいい.
あー.めんどくさい. なんでアレもコレもやらなきゃいけないんだろう. みんながやっているからやらなきゃいけない.昔からそうやってきたからとか.周りに流されてやるのは納得いかない. 常識とか,固定観念とか,個人を停滞させるものは必要ない. 個性を消してしまっては,操り人形になってしまう. 自分の意志でしたいことをして,自分の意志でしたくないことを決める.これが一番だと思うんだけどな. ただやっぱり,やりたくないことはやらなくていい世の中になったらうれしいのにな.
僕は心の気持ちが見える. 声が聞こえるのではなく,気持ちが見えるのだ. 例えば,嬉しいと思っている人だと,心がぴょんぴょん跳ねている感じだ.悲しいと思っている人だと,心に雨が降っているような感じだ. 人の心を見るのはとても楽しいが,ごくたまにすごい暗い心を持った人がいる.その人を見ていると,自分までもがその心に引きずり込まれてしまうのではないかと思うくらいの気持ちになり,軽いうつ状態になってしまう. 逆に,すごい嬉しい心を持った人に会うと,自分まで嬉しくなっていい気持
「はぁ.今日もやる気が出ないな」 夏休みに入ってから,毎日だらだらと過ごしている.宿題も出ていないのでやることもなく,スマホをいじって1日を過ごす. 「はぁ.今日もスマホいじって終わりか.明日も同じように過ごすんかな…」 自分でもこのままではいけないとわかっているが,どうしてもやる気がおきないのだ. 僕の性格上,行為に終わりがなければ始められないようだ.学校の授業は,6限が終わったら帰れるから,そこまで何とか頑張って過ごそうと思える.ただ,自分で行う勉強は終わりがない
もうやめよう. 人の目を気にするのも,人のために頑張るのも. もうやめよう. 自分を必要以上に大きく見せようとするのは. もうやめよう. 卑屈になるのは. もうやめよう. 無駄な努力をするのは. もうやめよう.もうやめよう.
僕はいつも優柔不断だ. なにをやるにも必ずやるかやらないかを考える.10分考えることもあれば1日考えることもある. 周りの人からは,そんな考えてないで思いついたらずくやればいいじゃんと言われる. 僕だってできればそうしたい.だけど,できないから悩むんだ. それに自分に自信が持てない. 子供のころは,悩むことなんかなくやりたいことがあればどんな結果になろうとすぐやっていた.これは,自分に自信があるからじゃなく,無邪気だったからだと思う.周りの目を気にせず,自分がやりた
「ねえねえ.このズボンよくない?」 「ズボン?ああ.パンツのこと?いいと思うよ」 何か違和感を感じるな. 「このジーパンもよくない?」 「ああ,デニムのことね.それもいいと思うよ」 また違和感を感じる. 「あ.このジャンバーもいい感じじゃない?」 もう我慢ならない. 「あのさ.その服の呼び方なんとかならない?」 「え,なにが?」 「だから,呼び方が古いんだって.ズボンだったりジーパンだったり.なんかムズムズするんだよね」 「あー,ごめん.私最近のファッシ
あの時ああしておけば.こうしてれば. 私の人生にはたらればが多い. 確かにあの時,別の選択をしていたら変わっていたのかもしれない. だけど,その選択をしたのは自分自身のはず. 後悔してても先には進めない. 過去は変えられないが未来は変えられる. 自分自身の行動次第で変えることができる. 自分で未来を作って行こう. 10年前の自分より. 部屋を掃除していたらこんな手紙が出てきた. 「なつかしいな」 当時は自分に自信がなくて,その自信の無さを過去のせいにして
僕にはしてみたいことがたくさんある. 料理をしてみたいなとかヒッチハイクをしてみたいなとか. 考えれば考えるだけ増えていく. ただ,願望を持つだけで実際にはしない. 実際にそこまでやりたくないのか,やる勇気,気持ちが出ないのか.僕にはわからない. 願望を持つだけではダメなのはわかっている. ただ,自分ではどうしようもできない. ただ,他人にどうにかしてもらうこともできない. 僕は,負のスパイラルから抜け出すことはできない.
僕の夢はなんだっけ. 小学生の頃はプロサッカー選手になるのが夢だった. 中学生の頃もそうだった. 高校性の頃から夢がなくなった気がする. 大学生の頃も夢がなく,淡々と過ごしていた. 社会人になっても夢は見つからなかった. 現実に囚われるばかりで理想を追い求めなくなった. 夢ってどんなものだっけ. 現実に染まっていく僕にはわからなくなっていった.
朝起きると体が重い. 重い腰を持ち上げて顔を洗いに行く. 歯を磨き,水をコップ1杯のみ,ヨーグルトを食べてジョギングをしに行く.2週間ほど前から,運動不足を感じ朝にジョギングをする習慣をつけようと思ったのだ. 疲労感が抜けない中,毎日走っている.1日でも休んでしまうと,自分に甘えてしまい続かなくなってしまうからだ. 「よし.今日も頑張るか」 重い体に鞭を打ち,私は今日も走る.
「なあなあ.スマホってなんかの略語か知ってる?」 「スマートフォンじゃないの?」 「正解.じゃあ,リモコンはわかる?」 「えっと確か,リモートコントローラーじゃなかったけ?」 「おお.正解.じゃあ,ボールペンは?」 「うーん.わからんな」 「正解はボールポイントペンでした」 「聞いたこともないな…」 「略語だって知らずに使ってる人って多いよな.別に覚えてなくても困らないけど,知ってないとなんか嫌だよな」 「そうだな.よし,じゃあテスト勉強はやめて略語の勉強を