デパートのレストラン街探訪2
昨日の記事に続き、年末帰省時のデパートレストラン街訪問記。
帰省した時でないと、連日のデパートレストラン街巡り!などといった贅沢はできない。
じゃあなぜ帰省時ならできるのか? その答えはない。
1年間頑張った、というご褒美感がそうさせるのだろうか?
新宿・伊勢丹7階にレストラン街がある。
年末の伊勢丹、やはり混む。地下食料品街など満員電車状態だ。
ということは、やはり開店ダッシュの11時入店を狙う必要がある。
しかし、今回は大幅に出遅れ、すでに11時半近い。
半ば諦め気味に7階へ上がり、「グリーンイタリアン・トルチャ」を目指す。
以前は「CHAYA」として営業しており、その系列店として何年か前に名前が替わりリニューアルした。
CHAYAの時から自然派、マクロビオティックの質の高い料理を頂ける名店であった。
僕自身は、Veganでも自然派でもなく、肉万歳、牛丼もOK、フライドチキン大好き、といった健全な?男子であるものの、「体に良くておいしい」という料理はそれなりに魅力がある。
世の中には「体に良くてマズいもの」「体に悪くてマズいもの」はたくさんあるので。
今回思ったのは、旧CHAYAの頃の本当に美味しい料理から少しズレてきたかな、ということ(個人の見解です)。
もちろん美味しいのだが、普通に肉を使用し、味も濃くなってきた感じ。
それならば「自然派」を謳うこのレストランで食べる必要はないかなあ、と、来年以降の訪問をどうしようか考えさせられた。
とはいえ、
今回のランチコースもおいしく堪能した。
前菜、パスタ、メインをそれぞれ3、4種の中から選べる。
前菜
クロケット(コロッケ)を選択。
揚げたてでサクっと歯ごたえが良い。食べ終わると食欲が増している。これでこそ前菜。
パスタ
ボロネーゼにした。こういう店に来てもやはり肉っぽいものを選んでしまう自分。
メイン
牛のハンバーグにした。こういう店に来ても・・(以下同文)
ライス、ブレッドは追加でつける方式。玄米は以前は茶碗で供され、その炊き加減にすごく感動したのだが、
今回は皿に広げて出てきた。よくある洋食のライススタイルなのだが、表面積が多くなるせいか、乾きやすく冷めやすいのであの感動的な炊き加減は感じなかった。
パンは2種類。サンマルクサイズの小ぶりだったので大事に食べた。付いてきた「豆乳バター」が想像以上にバター感があり、これは感動した。もはや乳製品だ。いや、豆乳も乳なのだが。
ドルチェ
抹茶のテリーヌ。抹茶生チョコのような濃厚な一品。これは気に入ったが、
実はCHAYA時代からここのモンブランが絶品と思っているので、選択肢になかったのが残念。
ドリンク
別料金でミントティーにした。安っぽい例えだが、ロッテ・クールミントガムの味、いや、歯磨き粉の味が持続するようなサッパリ系のお茶だ。結構好きだ。
結果として満足はしたのだが、以前とようなプレート、皿が野菜で覆われていたようなランチに比べると少々物足りない思いが残った。
店を出ると眼の前にはステーキの店。ここも行ってみたい(やはり肉なのか)。