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Photo by
ekakinonakagawa
福田パン
有名な盛岡のソウルフードであるコッペパンを売っている「福田パン」。
そんな福田パンが、バナナマンせっかくグルメで紹介されていた。
以前(ブームになる前)に、家族が盛岡に短期間住んでいたこともあって普通の週末の早朝に訪れた時には店内はガラガラで、選び放題だった。むしろちょっと並んだほうが考える時間が出来ていいなあ、などと呑気なことを考えたりしたものだが、今は大盛況で店の外にまで列が出来てしまっている。最近も盛岡を訪問すると必ず行くのだが、いつも長蛇の列で断念している。まあ夏の3連休にばかり行っているから仕方ないか。
昨年は駅の売店で購入した(何種類か売られている)。
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以前に店で並んでいた時、あれもこれも食べたい、と色々な種類のトッピングの組み合わせに悩んでいた。しかし、僕の前に並んでいたおじさんは、順番が来ると静かに注文した。「あんバター2つ」。
おお、かっこいい! 男らしい注文だ。奇をてらわず、王道を行くシンプルな注文。順番が近づいてきてあたふたしている自分との対比が際立つ。
ああ、こういう大人になりたい、と思ったものだ。当時も十分に大人だったけど。