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愛の手「愛のこもった『ありがとう』を聞きました」No.32

「愛の手」は日常の愛や愛の実践について書いたエッセイです

どうもコウキです

今日はデイケアに行ってきました

そこで、とても愛のこもった「ありがとう」を聞くことができたので、その話をしようと思います

ある高齢女性の利用者(Kさん)さんとデイケアスタッフのとの出来事です

Kさんはいつも1人でまったり塗り絵や間違い探しを楽しんでいるおばあちゃんです
今日の話し合いではお米を食べるのが飽きたので、
他のもので何か食べるものがないかという相談をしていました

そのKさんがハロゲンヒーターに当たっていたところにスタッフの人が椅子を持ってきてくれて、「立っとるん辛いやろ、座られ」と言いました
そのお礼に言った「ありがとう」がとても愛のこもったものでした

なんと表現したら良いかわかりませんが
なんかおばあちゃんぽくて安心できる声でゆっくり言ったのです
その声が素敵すぎて忘れられません
純粋な感謝の念からでた加工や打算が一切ない言い方でした

自分は「ありがとう」の言い方を研究して相手に愛を感じもらえるようにしようという作戦でいました
しかし、そんな練習一切したことないであろうKさんの「ありがとう」に
一発KOしました
そうとう愛情が深い人で、感謝の深さも段違いだなと直感でわかりました

最近、なんかなんでもかんでも「ありがとう」を言い過ぎて
本当に感謝したい場合の「ありがとう」がおざなりになっている気がします

ケースバイケースで感謝の深さは違いますが、そういう深さも含めて
自分の最高の「ありがとう」をその都度届けたいなと思いました

そのためには、やはり愛を深めなければ、有り難いと思う感度も養われないので、引き続き日常の愛や愛の実践で鍛錬したいと思います

でもおそらく、自分の今の愛の感度に達していなかったなら
Kさんの「ありがとう」を聞き逃していたと思うので、
愛の感じる感覚が鋭くなっていると思い自信になりました

みなさんはどうですか?
最高の「ありがとう」言えてますか

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