自分で判断するしかない現状

長女はおそらく発達に特性を抱えている。気がする。
気がする、というのは本人がWISCや児童心理士との面談を拒んでするため、診断ができないからだ。
親としての判断材料は、思い起こせば色々ある。
例えば2-5歳ころまではスーパーに行くと、いつも走ってすぐお菓子売り場に消えてしまったり、大型ショピングモールでは迷子になったり(いつもではない年に1回あるかないかくらい)
小学生低学年では、毎日疲れて帰ってきて非常に不機嫌だった。バスで自力登下校する学校だったのだが、寝過ごしてしまい家に帰れなくなったところを迎えに行くことがよくあった。
洋服のタグのチクチクや肌触りにうるさい事もあったが、これは本人がファッションに興味を持つとともにあまりうるさく言わなくなった。着たい服>着心地になったのだろう。
部屋が汚かったり、かと思えば急に整理整頓しだしたり。
帰ってきても脱いだ服は脱ぎ散らかしたままだったり。
遅刻、忘れ物が多く、特に時間の見通しについての計算は苦手で、あと10分で家を出なきゃいけない時間なのに、いきなりピアノを弾き始めたりする。
学校では、友達やその母親からは評判よく、たまに学校で長女に会った保護者に娘の様子を尋ねると、すごくニコニコして挨拶してくれて〜などと言われる。
反面、感情の揺れ幅が大きいのか、学校で忘れ物やルールを守らなかったことによる怒られが発生したときは、深く傷つき、しばらくはその先生の授業を受けられなかったりもする。

ここまで書いて思うのは、ハッキリADHDではないがグレーの範疇に入るのだろう、ということ。
WISCを受けてくれたら何が得意で何が苦手なのか分かるのに、と歯がゆい思いだが、職場の児童心理士さんにその思いを話したら、「それってママが安心できるだけでしょ?」
こどもが自分の気持ちを解剖されて親含む多くの大人に開示され、あーだこーだ言われるのを望んでいないのなら、親の自己満でやる意味がないと言われた。
確かにそうなんだけど!!!
例えばADHD気質のある子に電子機器を与えると依存しやすい、と言われている中、不登校の子供は自分を癒すためにスマホを見ているのだから、スマホを規制したり取り上げるのは得策ではないという意見もある。
だけど、学校休んで1日18時間ぶっ通しでアニメ見続ける我が子に不安しかない。

親は信じて待つべき。
そもそも学校に行くだけが道ではないのだから、復学への希望や期待は捨てるべき。
親が子供への期待を捨てて、子供の人生は子供のものだと理解した時、お互いが楽になりました。
課題の分離を。
寄り添いを。
親は自分の人生を楽しんで。

分かっているし、そうなりたいし、だけどいつそうなれるの?
そもそも、この子にその接し方は合っているの?
あー、しんどいわ~。

不登校の母親しんどいって聞いてたし覚悟してたけどさ、本当しんどい。

課題の分離ができている、肝っ玉で自分の人生を楽しんでいる母親になりたい。
もう自己暗示で催眠術でもかけてもらうしかないのかと、自分の住んでいる県で催眠術をかけてくれる人を探し始めた。

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