六月活動報告NO.1
6月10日 八風谷の調査
八風谷は東近江の黄和田町付近にあり、三池岳につながっています。
ここで、杉、檜を伐採しにいく作業道を作るための下見に行きました。
新しく作業道をつけるには距離や勾配、地層、集材など様々考えなければいけません。
地図上で良いルートを策定しても、実際に歩いてみると道なんて到底付けられないことはよくあるそうです。
こんなに大きい岩を砕くのは無理ですね。
避けて通ろうとすれば、その先にも大きな岩が。本当に道をつけられるのかと思ってしまいます。
木を切る場所はこんなところ。
勾配もきつくなく作業しやすそうですが・・・
問題は切った木をどうやって出していくのか。
ダムがあったり川があったり。
木を集めておく土場までの距離が長ければ、燃料費もその分かかってくる。
この場所は切捨て間伐になりそうです。
作業しやすそうなだけあって勿体ない気もしますね。
植林してきた先人達には申し訳ないけれどほっとくわけにもいきませんから。
昔みたいにヘリコプターで出しても採算が合えばこうした材も有効活用できるのでしょう。
ヘリコプター。一体いくらで飛ばしていたのか・・・。