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【長編小説】もう一度あなたに会うために(51話~55話)

2024年。再婚したあの人と暮らす生活はすごく幸せだった…。それなのに突然過去に戻ってしまった私は、もう一度あの人に会うために、忠実に人生をやり直すと決めた…それが例え、辛い過去だったとしても…

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後編 あの人に会ってから

51話 元夫の行く末 後編

二男には、お父さんが亡くなったと告げたが

亡くなった理由は、睡眠薬を飲み過ぎて亡くなったと伝えた。

本当のことは言えなかった…


長男と直葬プランをしている葬儀屋に行った。

そこは、すごく小さな事務所だった…

そこで事情を話したら…

向こうも慣れているようで…親切に対応してくれた。

葬儀屋さんが警察署と連絡を取って

後の書類も全部してくれるそう。

当日も、葬儀屋さんが警察署に行って

そのまま火葬場に連れて行ってくれるという。

葬儀屋さんが

「生活保護を貰っていたなら葬儀費用が出ると思いますよ」

と教えてくれた。

とりあえず、色んな手続きが済んだら

連絡しますと言われ…葬儀屋さんをあとにした。


その後で、葬儀費用が少しでも出れば…と思い

長男が、生活保護の担当に電話をしてみた。

父が亡くなったと告げ、葬儀費用の事を聞いてみたが…

「そうですか…それでなくても、もう今月分の生活保護費を支払っているので葬儀費用は出せませんね」

と冷たく言われた。


「母さんが出すからいいよ」

「ごめん…」


火葬する日が決まり…

二男を学校に休ませるのに

何て説明しようかと悩んでいると…

あの人が…

「俺が学校に電話をするよ。忌引き扱いになるのかも聞いてみる」と言ってくれた。

あの人が自分は義理の父で、実父が亡くなったから休ませること

出席日数に影響は無いのかを聞いてくれた。

忌引きになるから大丈夫と言われたと…

二男は推薦で大学進学を目指していた。

だから…あの人が聞いてくれたのだ…


私は、お棺に手紙を入れようと手紙を書いた。

1度目の人生と同じ手紙を書いたかは分からない…

でも今の気持ちを正直に書いた。

二男にも手紙を書くように言った。

二男は「父さんのこと、ほとんど覚えていないし…」

と困っていたけど、何とか書いたようで…

当日手紙を手にしていた。


直葬当日、親友も来てくれた。

それと…元夫の面倒をみてくれていたという

女の人も火葬場に来たいと連絡があった。


火葬する前に、元夫の顔は見ることは出来なかった…

お酒やおつまみを買って入れようとしたが

お酒の瓶は入れられなかった。

手紙は入れた…

火葬のボタンは、長男が押した。

親友が

「今度は、あんたがゆうこと息子たちを守ってやってね」

と叫んだ。


待っている間に、面倒をみてくれていた人が

「私がもっと早く家に行っていれば…すみません」

と言われたので…長男と2人で

「いえいえ、見つけて頂いてありがとうございます。見つけてくれなかったら、もっと酷い状態になったかもしれないので…」

その人は

「元夫は、二男と奥さんが映った写真を大事そうにしていましたよ」

「二男さんにも会いたいと言っていました」と…話した。

元夫が、住んでいた部屋の片づけは、その人がしてくれると…


どんな関係だったのかは分からないけど…

良い人だ…感謝しかない。


遺骨は、長男が持って帰った。


警察署から持って帰った荷物の中にノートと障害者手帳があった。

障害者手帳の写真は、まるで別人だった…

どこかで会ったとしても誰か分からないほどに

元夫の顔つきは変わってしまっていた。

ノートには…

二男とも、もう一人の子供とも会えない…

もう生きていても仕方ない…等と書かれていた。

そのノートは、すごい匂いがした。

匂ったことがないような匂いだった…


友達に元夫が亡くなったことを話したら

「元夫の人生は何だったのかね…悲しい人生だね」

と言った。


私は、本当に元夫のことを愛していた。

でも、どうしようも無かった…

覚せい剤は、本当に怖い…

精神まで蝕んで行く…

元夫が覚せい剤に出会わなければ

幸せな人生が送れたのかな…

可哀想な人生だったけど…

ちゃんと送ってあげられて良かった・・・

52話 続く大学生活…

元夫を送った翌日…

まだ休みだった長男は…

彼女を職場に送ってから「行っていい?」と電話をして来た。

そんなことは滅多にないのだが…

お父さんの死は、堪えたのだろう…

「一人で家にいるのは辛かった…」と言った。

長男は「お父さんに彼女と結婚すると話していたのにね」

と言ったから、私は

「それなのに…死ぬなんてね…」と言うと

長男は「自分で死ぬ人は、後のことも考えられなくなるんだろうから仕方ないね」

「そうか…そうだよね」と返事をした。


私も、誰かと話を共有したくて…

捜査員の人に連絡をした。

久しぶりに声を聞いた…

元夫が亡くなったことを話すと…

「そうか…それは残念だったね」

「彼は、あなたと別れて変わってしまったね」と言った。

私は、再婚したこと、今大学生活を送っていることを話した。

「幸せそうで安心した。わざわざ連絡をくれてありがとう」

と言ってくれた。


それから8月になり…

長男は、彼女と結婚した。

親族だけの小さな結婚式だったが…いい結婚式だった。

それと…

あの人は、高校卒業程度認定試験の数学を受験した。

数日勉強しただけなのに…みごと合格。

あの人も私と同じ高卒となった。


私は、午後から近所の放課後等デイサービスにパートに出ることにした。

午前中勉強して、午後にパートという生活…


私には、ずっと疑問があった。

親友は、タイムリープして来たが急に戻ってしまった。

いったい…いつの時代に戻ったのか…

でも、急に親友にそれを聞いても驚くだけだろうと思って黙っていた。


ある日…

親友に「タイムリープって信じる?」と聞いてみた。

親友は「私は信じる」と言った後で…

「信じないかもしれないけど…私タイムリープしてる」と話し出した…

「え!?本当に?私もだよ…あれからずっと頑張ってる」

「えっ…ゆうこのタイムリープまだ続いてたの?」

と、親友は驚いた。

「なんだー。それなら早く言えば良かった。戻った時に、ゆうこにそれとなく言ってみたけど、何バカなこと言ってるの?」と言われたんだよ。

私は、そんな会話をした覚えは無い…

どういうことか…サッパリ分からなかった…

同じ空間が沢山あるってこと?


親友は、お姉さんを亡くした。

気付いたら、その少し前に戻ったらしい。

癌になったお姉さんを助けようと色々手を尽くしたけど…

ダメだったと…

死を左右することは変えられないのかな…


私も父の死、元夫の死の時に過去を変えてしまった事を親友に話した。

何か大変な出来事が起こった所にタイムリープするのかな…


親友はその後、離婚した。

けど…それからは自由で…それなりに幸せそう…


私は、3年生になった。

最初のスクーリングは親友と行った。

一緒に行って貰った…が正しいかもしれない。

親友は、お姉さんが亡くなってから甥っ子と姪っ子を引き取った。

その、姪っ子が東京で就職して結婚していた。

だから姪っ子に会いに行く目的…

私は、スクーリングだ。


大学まで親友が一緒に行ってくれた。

姪っ子夫婦には、大学に迎えに来て貰って…

そこで別行動…

私は大学に向かった…


初めての大学の校舎…緊張する…

指定された教室に向かった。

教室に着くと色んな人がいる。

若い人もいるが…やっぱり年齢層が高い…

先生も私よりは若いけど…中年の優しそうな先生。

先生が何処から来ているかを聞いていく。

同郷の人が私以外に2人いたから驚いた。

それも、たまたま隣に座った人が同郷の人だった。

グループワークで一緒になった人も色々な人がいた。

主婦の人、資格を取りたい若者、施設で働いている人…

役所に勤めている人…様々だ。

無事に1日目終了。

駅に向かい…親友と姪っ子と合流して

一緒にご飯を食べた。


親友と泊まるのなんて…何年ぶりだろう。

めちゃくちゃ色々なことを話した…


翌日も、グループワーク中心の授業…

緊張したけど、だいぶ慣れて…

行って良かったと思った。

親友とも同じ時間を沢山過ごせたし…

一緒に行って良かった…


そして…まだまだ続く大学生活…

53話 災害の影響

3年生の夏…

私は、2回目のスクーリングに行くことになっていた。

スクーリングの前日…

雨がすごい降っていた。

私が住んでいる県でも、あっちこっちが豪雨の影響で

災害が起こっていた。

スクーリングの当日…

電車も運休…

始発の新幹線で行くため、あの人に駅まで送って貰った。

待っていたけど…新幹線も運休と発表された。

再会も15時以降…

諦めるしかなかった。

大学への連絡は帰ってパソコンでしか出来ない…

とりあえず、予約していたホテルに電話をした。

「災害で新幹線が止まっていて行けないので、申し訳ないのですが

キャンセルさせて下さい」

私はキャンセル料を100%取られても仕方ないと思っていたけれど…

「承知しました。そういう事ならキャンセル料もいりません。また、宜しくお願い致します」

と言ってくれた…

神だ…

私は「ありがとうございます」とお礼を言った。


それから、家に帰ろうとしたけれど…

電車もバスも動いていなかった…

仕方なくタクシーの列に並んだ。

他の人の話を聞いていると…

「空港に行ってみるしかない」と話していたけれど

いざ、タクシーが来て乗ろうとすると、運転手さんは

「空港に行く道も、通行止めの所が多くて…すごい渋滞だと連絡が入っています。何時間かかるか…分からないです」

と言われ…諦めてタクシーの列から外れた人もいた。


私はタクシーで家に着いた。

あの人にも、メールで状況を伝えた。

あの人も

―――現場に行く途中で中止だと連絡が入った。

―――今から家に帰ろうと思うけど渋滞で何時になるか分からない…

と返事をして来た。


私は、大学にメールで事情を書いて送っておいた。


あの人が帰って来たのは…お昼だった。

私の家の辺りは、大丈夫だったけど

各地で大きな災害が起きて…沢山の人が亡くなった…


後日、大学から返事が来ていて

振替のスクーリングに参加しても良いと…

私は、急遽パートを休みにして貰って行くことにした。

他の先生だし…知らない人ばかりで不安もあったけど

災害から2週間後…スクーリングに行った。

すると…

前のスクーリングで隣に座った同郷の人が

スクーリングに来ていた。

不安が少し紛れた…

先生が違うから要領も違っていたけど…

なんとか2回目のスクーリングも終了した。


あの人と会うまでの、2回目の人生と違って

色々と過去を変えてしまったけれど…

あの人との関係に変化はなかった。

私は、いつ57歳の私に戻れるのかな…

現在…2018年

あと6年で元の時代に戻れる。

それとも、親友みたいに何処かの時代に戻ってしまうのかな…

今も十分幸せなんだけど…

出来れば…落ち着いていた、57歳の私に戻りたい。

あの人とは、それまでも何度も喧嘩をして

別れ話をしてしまっていた。

でも、51歳のあの人は…

どうしたのか…本当に落ち着いていた。

あの頃に戻れたら良いのだけれど…


今は、目の前のことに一生懸命になるしかないか…


それから、3回目のスクーリングも無事終えて

私は、4年生になった…

社会福祉の資格よりも、児童指導員を取るのが目的だったけど

せっかく大学に行って、社会福祉士の受験資格が取れるのだから

受験しようと決心した。

それから、大学の勉強とは別に受験勉強も始めた。


それから…

夏になってから、就職活動を始めた。

私は、ずっと児童養護施設で働いてみたかった。

でも、学歴もないし…諦めていた。

それが実現できるかもしれない。

ただ…年齢が…

就職できるか分からないがチャレンジしてみようと決めた…

54話 就職活動

私は、まず比較的家に近い児童養護施設を受けることにした。

応募書類を送って…

面接当日…行ってみると、若い人ばかり…

そりゃ、新卒の人ばかりだよね…

周りの視線が気まずい…

と思いながら、決まった席に着いた。

まずは、作文だ…

緊張した…

でも、書くテーマは1度目の人生でやったので…

一応、練習はして来た。

確か…裏のページがあったのに気が付かなくて

焦って書いたよな…と思い出しながら書いた。


その後は、面接…

流れるように面接室に入る。

面接室に入ると、面接官が5人…

お決まりの志望動機等と聞かれた後…

「これだけ転職しているのは、人間関係が原因ですか?」

と言われた。

やっぱり…また聞かれたか…

私は「離婚などで、転職しなければいけないこともあったので転職が多くなっていますが…人間関係で辞めたことはありません」

と言った。

嫌な感じの面接だったから…

ダメだろうと思ったけれど

結果は…契約社員なら良いということだった。

契約社員の話を聞きに行ってみたけれど…

賞与もない。

正社員になるには、またあの試験を受けなければいけない。

とりあえず、考えて返事をすると言って帰った。


その前に、次に近い児童養護施設の応募をしてみようと思い

電話で聞いてみた。

「募集について聞きたいんですが…」

応募の仕方を聞いた後…

「年齢が53歳なんですが…良いでしょうか?」

と恐る恐る聞いてみた。

「大丈夫ですよ。新卒じゃなければ随時募集しています」

と言われたので、応募書類を送った。


面接の日程が送られてきた。

試験は面接のみ…

当日…面接に来ていたのは3人のみ…

若い女の子と30代前半の男の人…

順番に呼ばれ、面接室に入ると

園長も、副園長もラフな格好…

面接も、ラフな感じで行われた。

放課後等デイサービスで子供を相手にしているし…

子育て経験者だから…即戦力だと言ってくれ…

「一回、見学に来て良かったら来てよ」

と言われた。

面接の後、子ども達と昼ごはんを食べた。

小学生の女の子達が、沢山話しかけてくれた。


その後、見学にも行ってみた。

職員の人に案内して貰い…

実際に男の子のホームで過ごした。

園長の奥さんにも会って…

私は良い印象で帰った。


ただ…そこは勤務が泊まりがほとんどで

朝、入って帰るのは翌日の昼

月のうち、ほとんどが泊まり…

でも、給与も賞与も結構良い…


契約社員のほうは、

早朝に入って、9時頃で一旦勤務が終わるが

また、夕方16時頃から21時半までの勤務

間は家に帰っても良い。


私は、あの人と一緒に考えて…

間に帰るのは、ガソリン代もかかるし

2往復するのもしんどそうだし…

結局、拘束時間が長すぎるのでは…と考えた。

泊まりが多いほうは、1回の勤務で2日にカウントされる。

そっちの方が良いのではないかと…

私は1回目の人生の通り、泊まりが多いほうに就職することに決めた。


11月、登山のイベントに参加した。

何年ぶりかも分からない登山はキツく…

次の日にすごい筋肉痛になった。

でも、面接で一緒になった人達とも再会し…

他に3人、若い女の子が来ていた。

その日は、未就学の子の担当になって楽しく過ごした。


それから…

私は、社会福祉士の模試を受けた。

結果は…C判定。


このままではヤバい…


もっと勉強をしなければ…と焦った。


私は、あの人とも相談して…

パートを辞めて

勉強に専念することにした…

55話 社会福祉士国家試験

それから…

私はパートを辞めて、家事が済んだら夕方まで勉強するという生活を送った。

国家試験まで、あと1か月…

ひたすら過去問をやった。

社会福祉士の試験は19科目あるので覚えるのも大変だったけど

大学の小テストが、結構役に立った。

今まで、こんなに勉強したことない…というくらい勉強をした。

あの人も、驚くほどに…


そして…試験当日…

日曜日だったから、あの人に試験会場に送って貰った。

試験会場に着くと…

すごい人…

でも若い人が多い…

午前中の試験で、もう心が折れそうだった。

正直、分からない問題も多かった…

昼休憩に、近くの公園に行って昼ごはんを食べて

寛ごうとしたけど…それどころでなない…

公園では、受験していると思われる若い人が楽しそうにしている。

私のことは、どう見えてるのかな…

そう考えながら、早々に試験会場に戻った。

午後からも試験…

試験問題は持って帰って良いので

自分の解答を写して帰った。

なんとか最後まで、解答は書いた。


迎えに来てくれたあの人が

「お疲れ様…疲れたね」

と言ってくれたのだけど…

「疲れた~」

「多分、ダメだと思う…難しかった…」

と言った。


夜になり…

各学校で解答速報がある…

私は、自分の書いて帰った解答と解答速報をチェックした。

試験の満点は150点

その60%程度取れていたら合格基準となる。

その年の問題によって誤差はあるが…

各学校によって解答が割れる問題もある…

その問題は別として…


ん?95点以上ある…

もしかしたら受かってる?

といっても、年によっては合格基準が95点になったこともある。

解答を間違えて書いていたら…

微妙だな…と思いながら…

発表を待つしかない…

発表は、1か月以上先だけど…


その間に、就職先のイベントがあったり…

2月からは、就職前実習が始まったりした…

2月は日勤の実習のみ。

お金もちゃんと出る。

私は、面接で一緒だった子と4回ほど行った。

日勤だと、子ども達と触れ合う時間は、ほとんどない。

朝行くと、もう学校に行ってるし…

夕方、子ども達が帰って来てから子どもと遊べる。

それまでは、掃除や制作物、洗濯物を取り込んで畳む程度だ。

そして…17時には帰る。


そして…3月に入ってからは、泊まりの実習となる。

私は、どうせ4月になったら嫌でも泊りの勤務をするのだから…

と思い、2回しか入れなかった。

男子ホームに1回と女子ホームに1回…

なかなか時間が経たなかった…

泊まり勤務はシンドイ…

実習の人は「お姉さん」と呼ばれる…

でも、お姉さんではないんだけど…と思いながら働いていた。

小学生は、男子も女子も懐いてくれる。

中学生以上は、難しいな…と感じていた。

先輩になる人も年下ばかり…

先輩の話では、どこのホームの担当になるかは

4月1日に発表されるらしい…


そして…

合格発表の日がやってきた。

ネットで合格を見れる…

結果は…合格だった。

97点…合格基準は88点だった。

1回目の人生でも合格だったんだけど…

試験ばかりは、正直…問題を覚えてないし…

その時の実力だから…

落ちたらどうしようかと思ったよ…

良かったー!

過去を変えることにならなくて…

本当に良かった…


そして、大学も最後のレポートの合格を貰い、無事に卒業となった。

卒業式は出れなかったけど…

立派な卒業証書が送られて来た。


これから…

私は、就職する。

1回目の人生は…

希望に満ちていた…


もし…「大変なこと」が済まないと戻れないとしたら…

私は、まだ戻れない…

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