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どの子もやる気MAX係決め🎵

小学校のママ先生megです。

【プロフィール】
二人の娘を育てるシングルマザー
小学校の現役教師
私の人生のテーマは【愛】
母として先生としての愛をnoteで綴っていきます。

3学期が始まりましたね。

今日は3学期の係決めをしました。 
どの子も笑顔でやる気MAX!
クラスのみんなのために、どんなことしようかと話し合いも活発にしていました。

「先生〜!小さめのダンボールくださーい!」

レク係になった子たちは、遊びたいことを募集するポストを作っていました。

さてさて、今日は、みんなが笑顔でやる気MAXになる係決めを紹介したいと思います。


1.係決めは大勝負なのです!

「今日は係を決めるよ!」と話すと、みんな「やったぁ〜!!」と喜びます。

はじめはテンションが高い子どもたち✨

しかーし!

決まっていくうちに、落ち込む子や泣き出す子が出てくるのです。

それは人気のある係に立候補する子が集中し、ジャンケンで負け続けた子が残りものの係になってしまうというわけです。

それはまさしく
ジャンケンで決まる天下分け目の運勝負!!

負け続けた子は
『仕方なくクラスのために働く係活動』になってしまうのです。
私だってイヤな仕事ならテンション下がりますし、辞めたくなります。

が、係の仕事は「今日で辞めます。」って辞表を出してスッキリ✨なんてことはできません。

何も分からない新米教師だった私は周りの先生たちのマネをして、係はこうやって決めるものって思い込んでました。

でも、泣くほど嫌なことをさせるのはイヤ!

そこでネットでいろいろと他の先生方の実践を調べ…
ふむふむ…

いいとこ取りして、自分なりにアレンジしました。

2.クラスに必要な係ってなんだと思う?

まずは、このクラスのみんなが幸せに過ごすための係について話し合います。つまり、学校生活で必要な係とみんなが楽しく過ごすための係。

保健係や体育係、黒板係などはないと困る必要な係。あ、黒板係は先生が助かる係と言っても過言ではない。

そして、みんなが楽しく過ごすための係は、レク係や新聞係、お笑い係なんてのも作った年もありました。これも、みんなを楽しませ、幸せにするという意味ではステキな係活動✨

お笑い係は、放課にネタ作りやネタ合わせをして、週に1回ペースぐらいで帰りの会で披露します。このどのペースで披露するかも自分たちで決めています。

ここで、才能が開花する子もいたり、これまでのキャラが大きく変わる子もいるんです。
私も「先生!次のネタでゲスト出演してください!」と頼まれ、〝ごめんなサイドステップ”を全力で披露したこともありました。笑

3.みんながしたくない係は当番に!

そして、配達係は毎日宿題や学習プリントを返したりするので、ないと困る仕事ですが、放課が潰れてしまうので人気がありません。 

私としても、どの子もみんなと遊んでほしい!

そこで、これは当番にして全員が担当の日を決めます。これも、先生が1人では決めません。
必ず、みんなに「放課が潰れちゃうとかわいそうだなぁって思うの。だから給食当番みたいに、みんなで曜日を振り分けて当番にしたらどうかなぁ…どう思う?」と、先生は先生の意見が通らなくてもいいんだけどね!というていで提案します。これはもう100%の確率で賛成してくれます。
そうすることで、放課に働く負担をみんなで分け合います。

また、日直の仕事にできるものなども、みんなで決めていきます。


4.やりたいことをやろう🎵

学級の係が決まったところで、一般的な係決めは先生がそれぞれの係の人数を決めていきます。

が!  私はこれをしません。

全員がなりたいものに立候補したら、「はい決まり!」となります。

そうすると、誰もやりたいと申し出なかった係や人数が多すぎる係が出てきます。

「じゃあ、これでいい?どう思う?」って投げかけ、子どもたちに考えさせます。

すると、〝2番目にやりたかったら、こっちの係に移動する”と言い出す子や〝これも当番にしてみんなで協力してやろう!”〝人数が多いところが、この仕事も担当しよう!”と子どもなりに考えて、するすると解決しちゃいます。

⭐︎みんなが困らないように
⭐︎誰もイヤな気持ちになる子が出ないように

と、みんなが思い合い、助け合おうという気持ちになるんですよね。

この係決めの方法は、
①どの子も自分のやりたい係ができることで笑顔、ヤル気MAXになる
②困った時はみんなで解決しようという気持ちが生まれる

子どもたちが自分たちで解決できるように、私は子どもたちの意見を橋渡しするファシリテーター役に徹します。

5.一人一人が輝くために…✨

職場の若い先生たちも、この方法をやってみたいと今年、実践して好評です😊

どの子も「みんなの役に立ちたい!」という思いをもっています。だからこそ、やりたいものをやってもらう。

自分のなりたいと願った係になると、みんなのためになることをさらに考え、新しいことを考え出し、どんどん活動していきます。

私は、子どもたちがしたいことでサポートが必要な時は手伝いますし、準備してほしいものがあれば準備して、あとは見守るだけです。

愛のある学級を作るためには、係決めも大切な時間なのです✨

最後までお読みいただきありがとうございました。今日も愛の溢れる1日にしていきましょう。




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