【無料記事】戦前の神宮大麻の正体は?
各家庭の神棚にどにある【神宮大麻】をご存知でしょうか?
神社⛩️の社務所で入手できる神札です😍
大麻(おおぬさ)には、神宮の御社頭で授与されている「授与大麻」と、氏神さまやお近くの神社などで頒布される「頒布大麻」があり、この頒布大麻が神宮大麻と呼ばれています。
「授与大麻」は、神宮に参拝された方々個人の祈りや願いが込められたお神札です。
ではこの由来を見ていきましょう。
神宮大麻は、平安時代頃から存在してい たとされる「御師(おんし)」と呼ばれる神職が、室町時代中期以降配布していた「御祓大麻(おはらいたいま)」 に由来します。御師の活動範囲は全国的で、江戸時代の史料を基に計算すると、当時はなんと全国の約90%の家庭で御祓大麻が祀られていたそうです!
その後、明治時代 に入ると、近代化への流れの中で御師制度は廃止されてしまいました。しかし、遠方に住む人々など、御祓大麻を通して「お伊勢さま」を信仰していた人は多く、時の明治天皇は「神宮大麻」として、公的に配布するよう仰せになったのです。
また神宮大麻の中身は、実は嗜好用大麻で使う部位と全く一緒の花穂(かすい)でした。
これはGHQに禁止される1940年代まではそうでした。
この中身については、神宮誌や先代旧事本紀にも記載があります。
「大麻の花穂を以て祓いを行う」
「伊勢神宮より下賜されたる大麻、各家に配布し祀る」
「大麻の花穂を神棚に飾り、清浄を祈る」
つまり、GHQに禁止される前は、神宮大麻の中身は嗜好用大麻の部位である花穂でした。
あなたも、大麻についての正しい知識をアップデートしていきましょー😍