開くこと閉じること
満腹すぎてもう食べられない
それが私の最近の一番の感覚。
今まで目にしたことのない量の好きが集まる場所で
あらゆる角度から観察されて
褒めちぎられる彼。
何を感じても
何かに気がついても
それはすでに誰かの手垢がついた言葉で語り尽くされていて、私の物語ではない感覚が続いている。
みんなのアイドルだから仕方がない?
彼は公の人だけど
私の心の中では私だけのもの。
なのにその姿は
私の目を通した
私の感覚だけで掴んだ姿ではなくて
さんざん誰かの言葉によって輪郭を際立たせた彼。
キツイ時は閉じれば良い。
自分だけのホームにこもって
誰かの感想をシャットダウンして
自分の感じる『佐野晶哉』を肯定してやれば良い。
なかなか現実にはできないけど
閉じることに意識を持とうと思う。