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鰻、ウナギ、うなぎ
時季外れのウナギの話です。
・・・・と言っても本来のウナギの旬は秋からだそうで、そんなに頓珍漢な話題でもないかも知れません。
今や絶滅危惧を懸念されている魚だというのに、稚魚は乱獲され続け、大量のウナギが――というよりも蒲焼きが土用丑の日ともなれば日本では溢れます。
ほんの十数年前までは鰻の完全養殖は不可能と思われていたのに、今では実現可能になっていますが採算を取れるのはまだまだ当分先の話みたいで、こうした日本で絶滅危惧種が大量に消費される日は当分続きそうです・・・・・
海外でも鰻は食すようですが、ロンドンのウナギパイ(浜松のお土産と違って、鰻の小間切れ肉をパイで包んで焼く料理?)とかイタリアの鰻料理(輪切りにしてトマトで煮込む)と比べると、日本の蒲焼きやそれをご飯に載せた食べ方というのは、日本人向けの格別なご馳走ではないでしょうか?
ところが近年大阪で新しい食べ方というか、アレンジ料理が評判になっているらしいです。
上のイラストの「じねん」というお店なのですが、鰻の蒲焼きとバターをしゃりに乗せた「うなぎバター」・・・・・・・
知らないと「えっ?」という感じですが、メニューの写真がこちら。
予想よりもかなりな存在感のバターですね。
この「じねん」というお店は新しいことに挑戦するお寿司屋さんみたいで他にも「合鴨カマンベール」があるようです。
うなぎバターと聞くと、脂っこい印象なのですが、手抜き飯のバターご飯を考えると悪くない気もします・・・・・・
手抜き飯のバターご飯というのは、熱々の白飯にバターを溶かして醤油を掛けるだけの食べ方です。
この「溶けたバター」に醤油という組み合わせの強力さから想像すると、鰻バターはありかもしれない・・・・・・・
ただ、だったら「うな丼バター」だってありそうなものですが、これが検索しても出て来ません。
鰻の料理店でそんなことを出来る訳なさそうなので、試すとしたら自分の家でやるしかない・・・・・・
とすると牛丼屋の比較的安価なうな丼で試してみようか、と考えたのですがまだしていません。
失敗だった時のショックよりも、昨日は暑くて外出する気になれなかった・・・・・・・
今日も献立が決まっているので、明日にでも試すかも知れません。
予告はしませんがw