オール讀物歴史時代小説新人賞に挑戦
昨年末に「歴史時代小説の書き方講座」をリモートで受講した話を書きました。
これは「オール讀物」の新人賞企画と連動した講座であったのですが、対象新人賞がこれです。
講座を受けながらも、これに投稿するのは難しいなぁと思っていました(何に投稿するのであっても、入賞が難しいのは大前提)。
と言うのは、この賞の対象は短編なのです。
個人的には15万字以上の作品しか書いたことないし、短編のような緻密な計算や構成は苦手かなぁ、と。
私の通常の段落リズムや文章ピッチなどだと、これまでの作品は原稿用紙で500枚程度。
1/5以下で作品になど出来るものあるかなぁ?と、これは諦め?
ところが年が明けてから、思いついた短編があり・・・・
そんな具合に年明けから資料を集めて読んだり、書き出してみてから考え直したりして過ごしていました。
短編な分、書き上がるのは早いですw
構成を見直して書き直しても、すぐに済む。
推敲も長編に較べればずっと楽。
でも長編だと伏線が良いあんばいで長い展開の中に隠れてしまうのが、あからさまに分かってしまうような感じで・・・・・そういうところを上手く描くというのは緻密な計算と構成のたまものなのかなぁ、と。
自分は結構行き当たりばったりに書いている部分が多いので、短編はやはり苦手かなぁ、と感じました。
2月1日受付開始で6月20日が締め切り。
この応募の良い点はWEB投稿出来ること。
面倒な印刷や綴じといった作業、或いはレターパックに詰めたり表書きする煩わしさから開放されています。
ただ、短いながら梗概が必要なのが松本清張賞とは違う点。
苦手とか言いながら、一ヵ月ほどで仕上がってしまい、推敲も繰り返すと寝かせておいてもしょうがないので(そこが自分の甘いところなのかも知れませんが)、本日投稿していまいました。
これに取りかかる前に書き進めていた長編に、これから復帰しなくてはなりません。
頭の切り替えが大変(;゚ロ゚)
こちらは10月に投稿を予定しています。
今まで狙っていた日本ファンタジーノベル大賞は、この先は対象作品の構想が当面はないので、6月締め切りがなくなった分だけ楽になったような・・・・・
こうした計画や努力の全てが徒労でしかないというのが、なんともねぇ・・・・・・(^0^;)