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「思い込み」とうまく共存する方法

つい先日のこと。 海外出張の出発日を一日間違えて空港に行くという実に香ばしく、あわや大惨事な経験をしました。 月曜日に出発するものを、一日早い「日曜出発」と勘違いしていたんです。幸い?にして間違えた方向が一日遅めではなく一日早めの方向だったのでまだよかったですが。 日曜日、荷物を持って空港に行きました。 チェックイン機で手続きを試みるんですが、パスポートをかざしても、マイレージのカードを入れてもエラーとなりチェックインが出来ない。なんで?? 近くにいた係の人が 「おか

    • 日本のIRをより良くするために: IR担当者へのアドバイス

      いち通訳者風情が何をエラそうなことを、、、と自分でもちょっと思いますが、まあでもたくさんIRを見てきてますからね... あと、経験件数が多いというだけでなく、我々通訳者の強みは横串(?)機能ではないでしょうか。 ある会社のIR担当者は自社のIRについて詳しく知っているわけですが、我々通訳者はある業界だけでなくたくさんの業界の、そして各業界内で無数の企業のIRを見てきています。自動車部品メーカーA社、B社、C社全部のIRを横串で見た上でそれぞれを比較・分析出来る希有な立場にあ

      • TVドラマと吹き替え版

        TVドラマを観るのが大好きです。 今、まさにハマっているTVドラマがある時期って、幸せですよね。 リアルタイムで観ているのであれば翌週が待ち遠しくてたまらないし、Netflix等で一気にBinge-watchしてしまう罪悪感もやみつきです。 そんな自分ですが、日本のTVドラマは観ていられないんです。演技が不自然すぎて。なんだかウソっぽくて、感情移入出来ないんです。TVドラマ大好きなのに。 例えば刑事物。 部長(?)みたいなエライ人のデスクの周りに刑事が立ち並び、一人一人

        • 遅刻魔の弁明

          遅刻をする人はなぜ遅刻するのか。 遅刻をしない人はなぜ遅刻しないのか。 それを考えるのがこのブログ記事の趣旨です。 前提世の中には、「遅刻をする人」と「遅刻しない人」がいます。 この記事で後述する通り、遅刻観は人生観と密接に結びついていて、シンプルに「遅刻する人 VS しない人」みたいに整理することには無理があると思いますが、でも、無理を承知で分類してみます: 遅刻をする人  = 遅刻人 遅刻をしない人 = オンタイム人 のっけから余談ですが、私はどちらかというと

          「お・も・て・無・し」にならないために

          ネガティブな記事です。 ブログは本来ポジティブなものであるべきで、そういう意味では今回のようなネガティブな記事はよくないんですが、でも、たとえば「戦争反対」がそうであるように、ネガティブなこと/悪いことについてのネガティブは実はポジティブである、という原則にのっとり書いてみます。 今、外国から日本に入国する人(日本人・外国人問わず)は、ほとんどの場合、 1.日本入国時にPCR検査を受け、 2.その結果が陰性である必要があり、かつ 3.2週間の自主隔離が求められます。 僕

          「お・も・て・無・し」にならないために

          仕事が「デキる/出来ない」の10箇条

          1. 今まで、サラリーマンとして、無職として、そして経営者として、はたまたフリーランスの通訳・翻訳者として、多様なかつ脈絡の無いキャリアを歩んできた。 2. その過程で、文字通り無数の人たちを見てきた。自分よりもはるか上の立場の人(一部上場の大企業の社長とか、国家元首とか、ノーベル賞授賞者とか)も見てきて、かつ一緒に仕事をしてきたし、自分と対等・同年齢の人たちとも接してきたし、後進や部下の育成・対応もしてきた。 3. この20年を振り返って思うのは、大きく分けると、仕事が

          仕事が「デキる/出来ない」の10箇条

          引っ越しをしよう!

          引っ越しをしよう、今すぐに! という内容の記事です。ではさっそく行きます。 引っ越しの素晴らしさ引っ越しが大好きです。 去年、日本→オランダ、という大がかりな引っ越しをしたんですが、つい最近も、オランダ国内で引っ越しをしました。アムステルダムの一画から、すぐ近くの隣町まで。 引っ越した理由はいくつかありますが、コロナになったので、子供たちに庭をあげようというのが一番の理由でした。我ながらいい親だな〜と思いますが、子供たちから感謝の声は特に聞こえて来ません。まあでも楽しそうに

          引っ越しをしよう!