♯13 いまさら聞けない投資信託って?
投資信託って?
投資信託は、
複数の投資家から集めた
資金をファンドマネージャが
管理・運用して
得られた収益を投資家に
分配・還元するもの。
簡単に言うと投資を
プロに代わりにやってもらうということ。
昔は法律により証券会社でしか
扱いできなかったが、
法律改正により最近では
銀行や郵便局などでも販売している。
投資信託の特徴
主な特徴が3つある。
・小口投資が可能(積み立てなど)
・専門家が投資、運用する
・元本は保証されていない
投資信託に係る組織
投資信託では、
3つの組織(会社)が
関わってそれぞれ役割分担が
決まっている。
その組織には
・販売会社
・投資信託委託会社
・信託銀行
販売会社
(一般の人に販売する人)
投資信託を販売する組織で、
証券会社や銀行、郵便局など。
投資信託委託会社
(集めたお金を実際に運用する人)
投資家から集めた資金の
運用指示を行う組織。
投資信託の運用は
投資信託委託会社の
ファンドマネージャの腕に掛かっている。
信託銀行
(実際に売買を行う組織)
投資信託委託会社から指示を受けて、
実際に株式市場などで売買を行う組織。
買い付けた銘柄の管理も行っている。
投資信託のコスト
投資信託を購入して保有するには
さまざまな手数料が必要となる。
それら投資信託のコストには、
3種類がある。
簡単に言うと投資信託は自分の資産を
運用のプロに任せるため、
プロのスキルと時間に
対して払う依頼料のようなもの。
販売手数料
投資信託購入時に販売会社に支払う費用。
投資信託購入時に1回だけ
発生する費用。
販売手数料が掛からない投資信託もある。
信託報酬
投資信託の運用や管理する
コストに対して支払う費用。
投資信託保有している間
ずっと発生する費用。
保有している投資信託資産の中から
自動的に差し引かれる形で徴収される。
信託財産留保額
投資信託を途中解約する場合に支払う費用。
投資信託解約時に1回だけ発生する費用。
信託財産留保額がゼロの投資信託もある。